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都会の色に染まらないで? ~【櫻坂46】ブログに見る地元愛~

先週から告知されているように、今夜の「レコメン」では、4枚目シングル「五月雨よ」が宇宙初解禁される。
もう楽しみ過ぎて、今から正座待機の勢いなのだが、こちらの予想を大きく上回るものであって欲しいとただただ願うばかりである。

ワクワクしすぎた気分を少し抑えるために、彼女たちのブログを読むことにしたのだが、そこで彼女たちのブログの書き方が変化していることに気がついた。
それは、特に二期生のブログから見てとれる。
加入したばかりの頃は、どのメンバーも、「グループ名」+「何期生」+「出身地」+「名前」という項目を必ず入れて書き始めている。
とにかく、一人でも多くの人に、自分を覚えてもらうため、ほんのわずかな機会も逃さずに、自己紹介をしていたのだ。
ブログを繰り返し読むことで、ファンも、その人の特徴が刷り込まれることになる。
ところが最近のブログをみると、一部のメンバーを除いて、このパターンで書き出すメンバーはほとんどいない。
それだけ、彼女たちが世間に認知されてきたことがわかるのだが、逆に、テンプレート化した形で、常に書き続けているメンバーがいる。
一番それが顕著なのは、松田さんである。
どのブログを見ても、「出身地」+「二期生」を欠かさずに入れて書き始めているのだ。
この書き出しのためかは分からないが、彼女の「宮崎愛」は広く認知されてきたようで、地元テレビ局の仕事にしっかりとつながっている。
他に「出身地」を常に書いているのが、遠藤さんと大沼さんなのだが、彼女たちが、松田さん同様に、地元テレビやラジオなどの仕事につながることを願っている。

意外だったのは、「そこさく」でも地元「滋賀」ロケをしたいと言い続けている武元さんが、「出身地」を書いていないことだ。
彼女の場合、現在、東京の大学に通っていることも影響しているのだろう。大学では、地方出身であることは敢えて主張しない人が大半であるため、その流れでブログでも書かなくなってしまったと思われる。
それでも、関西出身なので、話し方のイントネーションなどで分かるのだが、「都会に染まった」ことで有名な井上さん共々、綺麗な標準語で話しているので、気がつかない人も多いだろう。
女優やモデルをやる場合には、特定のイメージがつかないように、年齢や出身地を書かない人も多いのだが、彼女たちはまだまだ若いため、年齢を書いてもマイナスになることはないだろう。
最近では、地元愛を語る番組も増えてきているため、「出身地」を主張していくのは、仕事獲得のきっかけになるはずである。
一期生でも、初期から関西弁を貫いている小池さんは、しっかりと「兵庫県」出身であることで、仕事を獲得している。

欅坂46時代、織田さんが地元の「三ヶ日みかん」を常々口にしていたので、しっかりとラジオCMを獲得していた。たしか地元の広報大使にも任命されていたはずだ。
長濱さんも、「長崎県出身」「五島列島育ち」を前面に打ち出し、「長崎訛り」で話していたので、地元広報大使や地元テレビの出演など、長崎県での仕事につなげていたことを思い出す。

メンバーごとに、自分の売り出し方を考えているはずなので、プロフィールから、どの部分を強調し、どの部分をフェードアウトさせていくかは、それぞれのやり方があるだろう。
謙虚な彼女たちは、実際の仕事につながるまで、余り目標を口にしないが、
それでもブログやトークといった彼女たちの「発信」を見ると、彼女たちの「密かな野望」を窺い知ることができるだろう。

自分がやりたいことであれば、わずかな機会も逃すこと無く伝えていくという姿勢は、大切なアピールとなる。
ミュージカル「カーテンズ」に出演する菅井さんも、城田優さんにミージカル好きをアピールし、自分も機会があれば出てみたいと言っていたことが、今回の大抜擢につながったようだ。

チャンスは、突然やってくる。
自分が全く準備できていない状況でも、それがやってくることも少なくないはずだ。
しかし、そのチャンスを無駄にすることなく、とにかく最大限の努力をして乗り越えることで、次につながっていくだろう。
そもそも、そのようなオファーを出しているのは、みなプロの皆さんである。
出来ると思っていなければ、そんなオファーが来ることもない。
そんなプロの目を信じて、その信頼に応えるために、出せる全てを出し切るつもりで挑戦してほしい。
最初は、自分が思い描いていたように出来ないかもしれない。
それでも、諦めることなく、くらいついていくことが重要である。
今の自分の実力では、「全く歯が立たない」「できない」と確認できただけでも、大きな進歩である。
たとえ今は出来なくても、その時の取り組む姿勢は、必ず誰かが見てくれていることを忘れてはいけない。







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