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送る側から送られる側へ ~【櫻坂46】グループの基礎が確立したことの証し~

1月24日、渡邉理佐さんの卒業が発表された。
前日に、原田さんとの仲良しSHOWROOM配信があったばかりだったので、突然の発表に、正直驚きを隠せない。

昨年は、理佐さんの周りで「卒業」する人が相次いだ。
櫻坂46では、守屋茜さんと渡辺梨加さんが卒業し、
専属モデルをしている『non・no』では、先輩である新木優子さんが卒業された。
どちらの卒業でも、普段は涙を見せない理佐さんが、大粒の涙を流しながら、卒業される方々を見送っていた姿が印象的であった。
理佐さんにとって「ホーム」と言える場所で卒業が続いたことから、改めて、今後の活動について考えたのだろう。
ブログでも書いているように、「何度も何度も考え直して」出した結論が、「卒業」という選択であるならば、ファンとしては、その決断を精一杯応援するのみである。

卒業するメンバーを送り続けた彼女が、今度は送られる側になったわけだが、4枚目シングルの制作期間である「今」というタイミングで、理佐さんの卒業が発表されたことには、「櫻坂46のスタイルが確立された」ことも、大きく関係しているのだろう。
櫻坂46となってから、櫻エイトとして、センターを担う二期生4人をサポートしてきたのが、理佐さんと小林さんである。
パフォーマンス面でも、精神的な部分でも、二期生にとって「頼れる先輩」であり続けたことで、二期生が中心となる「櫻坂46」のスタイルが形作られていったことは、昨年のライブでも確認することができた。
理佐さんが「卒業」を発表できる背景には、このような二期生の成長が関係していることは間違いないだろう。

現段階では、4枚目シングルのリリース日も発表されていないため、理佐さんの卒業がいつになるのか、まだ分からない状況である。
櫻坂46のメンバーとしての彼女の活動を、最後まで応援できることに感謝しつつ、残りの時間を大切にしていきたいというのが、現在の素直な気持ちである。

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