梅村豊umemuratoyo
自作の短歌をまとめています
オリジナルショートショート「純喫茶ブルーアワーにて」をまとめています。
進めとも止まれとももう言われない 風に吹かれるのはまだ早い
身動きも取れないほどの風が吹く 心を抱いて歌を歌おう
新しい世界のドアが開くとき 開けているのは僕の手だから
昇る陽を追いかけ泳ぐ龍の如 吐き出す息は白く消えゆく 新年明けましておめでとうございます。 昨年は梅村の短歌やSS等を読んで頂いて、 ありがとうございました。 今年もたくさん記事を更新していきたいと思っておりますので、 よろしくお願いいたします。 今年はイラストの割合を増やしていけたらな、と思っています! 新年のご挨拶、龍のイラストも頑張りました✨
雪のない大晦日にも降り積もる 焦燥感と少しの希望
苦味だけ残った冷めたコーヒーと 僕とは多分かなりお似合い
雀鳴くスマホは部屋に置いたまま トーストが焼けるまでの七分
チョコレートゆっくり食べてうとうとと 満喫中の連休初日
予約した渋皮栗のモンブラン 受け取った手がじんわり冷える
真昼時カルビ・冷麺・小ライス 二人忘年会の始まり
疲れたら休むっていう簡単なことが どうしてできないのかな
この手にはなにも残ってないけれど なにかを掴むことはできるよ
トゲトゲの心のままで生きていく どうせ丸にはなれないんだし
冬晴れが木の葉に注ぐ日曜日 花咲かずとも実が生らずとも
「かわいい」をアクセサリーで足してゆく ビオラのイヤリングは青色
君とならランチセットのスイーツも ゆっくりゆっくりゆっくり食べる