心を整えることを甘く見てはいけない

こんばんは、緊急事態宣言が全国に拡大されてからもう一週間も経っているという事実に頭を抱えている栗山陽輔です。
時が経つのが早すぎるぜよ!!

さて、今日は「心を整えることを甘く見てはいけない」というテーマでお話しさせていただきます。

昨今の状況を考えてみれば、いささか仕方のない部分もあるのでしょうが、やはりだんだんと心にもやもやを抱えてきている人が増えてきているように思います。
僕の身近なところで言えば、最近は僕の両親も妙にイライラしております。二人は仕事への影響もなく、これまでと生活自体はそれほど変わっていないにも関わらずです。最近意味もなく喧嘩してたりすることも多いです。
僕の家だけの話ではなくて、世間ではたくさんの方がもやもやを抱えてらっしゃるかと思います。

気持ちはわかるんです。こんな状況ですからね。気の滅入る情報ばかりだし、家にいたらテレビ見たりSNS見たりネット見たりするしかなかったりで、そこにネガティブなニュースが流れているんですからね。

そんな中、僕自身は割と平常運転している方だと思います。もちろんですね、こんな話は何度かしましたが、経済的な不安がない状態だからというのも大きいんです。

が、僕は自分で言うのもなんですが、二十代の頃というのは、その十年間のたぶん八割か九割ぐらいは暗黒時代というか、メンタルずたずたで生きてきた人間なので、なんというか、心が整わない状態の恐ろしさというのは肌で知っているというか、うん、まぁよくわかるんですよ。

辛いですよね。
なので、ちょっと今僕が思うことを書いていきます。

色んなところで言われていますが、暗いニュースばかりなので、無理にニュースは観る必要ないのですが、とはいえ、全くネット環境にもテレビにも触れないで生活なんてできるわけはないので、気を付けていてもいくらかは暗い情報というのは入ってきます。そこはですね、もうあきらめてください。そういうもんです。

で、こういう状態が長く続くと出てくる意見が「楽しいことを探そう!」とか「楽しい計画を練ろう!」といったものです。これ、実は難しいんですよ。確かに効果はあるんです。楽しいこと考えられたら、気分も上がると思うんです。即効性もあります。
しかしですね、即効性があるからこそ、効果は長続きしません。あと、これは完全に個人的な意見ですが、しんどい時に楽しい計画とか考えていると、少し時間が経ってからぶり返しが来ます。「あんなに楽しいかもしれない時間もあるかもなのに、今の自分はなんて嫌な時間を過ごしているんだ」と自己否定モードに入ります。楽しい夢を見すぎると、辛い現実がより辛くなってきます。あくまで僕の場合の体験談ですが、よかったら覚えておいてくださいね。

あと、こういう状況がまだまだこれからも続いたらどうしよう、と考えてしまうこともままあります。
可能性としては全然ありますね。GWが終わったら緊急事態宣言が解除される保証なんてどこにもありません。
ここが確約されていたら、いくらか楽なんですがね、そうはいきません。ゴールが見えていない状況ってしんどいんですよね、精神的に。

ならどうするか。うん、これはどうしようもないです。考えるだけ無駄です。経済的な問題があるならば、その制度とか手続きはちゃんと調べて、後は何を考えても無駄だと割り切りましょう。
これ、意外と大事なことで、自分が何とかできるものと何もできないものを明確に線引きしておかないと、全てがうまくいかないものに見えてきてしまいますし、自分という存在のみじめさみたいなものを痛感してしまいます。お気をつけあれ。

どうしても元気がでないなら、月並みな意見ですが、日光に当たるだけでも効果ありますよ。外に出る気力がないなら、窓際に座りましょう。ここで注意すべきは、窓を開けることです。ガラスを透過しない光もあるらしいので、直接日光にあたりましょう。曇りや雨の日でも効果はあります。雲の上はいつも青空。

あとですね、言いづらいですが、どうにも日本人特有の同調圧力みたいなもので、みんなが暗い気分なのだから、自分もそうしないと感もいささかあると思います。僕が平常運転だといっていると、もしかしたら、そんな僕をどこかで不謹慎だという意見を持つ方もいるかもしれません。
でも、それって実は悪いことではないと思っているんです。

例えるなら、高校受験をした中学生が、友達と一緒に合格発表を観に行って、自分は合格したけど、友達は落ちちゃってたみたいなものです。その時に、自分だけ大喜びすると友達に悪いなって思うのは、当たり前というか人間の優しさであると思うんです。でもですね、友達の側から見ると、自分のせいで誰かが喜んでしかるべきタイミングで我慢していたりするのって、それはそれで辛いんですよ。
高校受験も大学受験も友達と一緒に合格発表観に行って、友達は受かってて自分は落ちていた僕が言うのだから間違いないです。実体験ですから。

これの問題を解決するには、喜ぶかどうかというものではなくて、そもそも一緒に行かずに別々に観に行けばよかったというだけの話なんです。そうしたらどちらも余計に傷つくことなんてなかったんですから。
ただ離れればいいだけ。離れることは罪ではないです。

そしてどうしても楽しいこと考えたりして、そのぶり返しに苦しんでいる自分に気づいたら、最終手段はそれを味わうことです。

人生の寂しさと苦しさを、じっくり味わってください。それもあなたの人生です。寂しさも苦しさも含めて人生です。目をそらさないのも手です。


なんかちょっと文章が自己啓発的すぎて怪しさが漂っている気がする今日この頃です。

何にせよ、僕は元気です。

今日も最後まで読んでいただきありがとうございます。

それでは皆さん、よい夢を。

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