まず自分の機嫌をとることから

こんばんは、昨日の自分の文章を読み返したら、僕の頭の悪さが露呈していて恥ずかしすぎたので今日は全然違うことを書こうと思っている栗山陽輔です。

今日は「まず自分の機嫌をとることから」というテーマでお話しさせていただきます。

この「自分の機嫌は自分でとる」という言葉は、一般的には芸人のみやぞんさんの言葉として認知されているようですが、僕は数年前に別の場所である方の口から聞いたことがある言葉です。別に誰の言葉かなんてどうでもいいくらい素敵な言葉ですね。

僕自身も初めてこの言葉を掛けられたときは、随分ハッとしてしまったことを覚えています。自分の機嫌ぐらい自分でとってしかるべきだし、他人に自分の機嫌をとってもらおうなんて、なんておこがましいんだろうと反省しました。

最近ですね、今の僕の生活の中で、比較的毎日のように会う人の一人が、ぷりぷり怒ってました。

「10万じゃたらん! もっとないと困る!」

ふむ、そうか。と思ったのですね。
まぁ給付金にたいしての意見なのでしょうけれど、ほぼ間違いなく、その人は僕と同じような立場で、同じような経済状況というか、経済状況が依然と変わっていないことはあきらかなので、10万で足りないのは今回の騒動のせいではないよなと思うのですが、何でこの人がこんなに怒っていたのかと考えてみると、他人に機嫌を損ねられていたのですね。
多く出回っている情報とか、SNSとかで怒っている他の人の影響を大きく受けてしまっていたのだろうと思います。
お金の問題ですから、世間には本当に困っている方もいらっしゃると思うので、感情的になることも致し方ないだろうとは思うのですが、その人自身がそういった意見の元で怒るのは不思議だなと思いました。勿論その人にはその人の考え方があるのだとは思いますが。

しかし、もしかしたら、他人に自分の機嫌を任せてしまっているから、他人に振り回されてしまうのではないかとも思います。

今のような状況では、直接的な影響の大小はあれど、誰だって嫌なもんです。そんなことは当たり前で、結局はその前提条件の元でどうするかということでしかなく。

自分にできる最小単位のことって、結局は自分のことです。
自分のことができていなければ、他人に何をすることも叶わない。

まずは自分の機嫌をちゃんと取ることを忘れないようにしていきたいなと思っています。
ちなみに僕は10万円給付されたら、間違いなくすぐ使い切ります。JMウエストンのローファーでも買おうかと思いましたが、デジタル一眼レフを買って写真活動をデジタルで再開するのもいいかもしれない。いや、それよりも、誰かに仕事を依頼するようなことを考えるかもしれない。そんな風に使ったほうが面白そうだなと思っております。

なんだかテーマの話がここで終わってしまいそうなので、ここからはテーマに関係なく、ちょっと書きたいように書いていきます。

今回のことで、まぁまず間違いなく、以前のような形には完全には戻りません。こういったことは一部の方々がすでに発言していますが、じゃあ具体的に何が戻らないかというと、価値観の変化です。戻らないという表現もおかしなものですが、間違いなく価値観が変わってしまったことがある。
例えば、まず「お金」です。
今回のことが起こる前から、いつだったかは忘れましたがトヨタが終身雇用はもう無理だ的なことを言いだして騒がれていたことがありましたが、間違いなくこの勢いは加速するでしょう。
つまりは経済活動において「とりあえず、これで大丈夫」のハードルが過去にくらべて格段に高くなるということです。

今回の騒動が収まった後にも、もし副業NGの会社などがあれば、対応を考えるべきで、間違いなく今回の騒動から学ぶべき教訓の一つは「収入減を一つに絞らないこと」だったりします。
とにかく手札を多く持っていないと生き残れない時代に突入します。
これまでは一芸に秀でて、「その活動だけで食べている」ことはとても素晴らしいことでした。それだけの収入をその分野で得られることはそれだけ実力もあり、人気もあり、需要もあるということの指針でした。ですが、この指針のハードルが高くなる。
一つの分野でだけ稼いで生きていくためのハードルが、「数か月、数年仕事がなくなったとしても問題なく生きていけるほどべらぼうに稼げる人」だけになってしまうのですね。もしくはそれだけの価値がある人だけになるのです。

なにはともあれ、今後は一意専心の職人気質の生き方は以前よりもさらに困難を極める可能性があります。それよりも次々に新しいことに手を出してどんどん辞めてまた次に行くような、ひと昔前は「ダメなやつ」扱いされてた人が生き残っていく時代に入るだろうと思っています。
信頼を得る人種が変わっていくのだろうかと思っています。

なんだか今日はいつも以上に支離滅裂で書きたいことを書きなぐってしまったなと感じている今日この頃です。

今日も最後までお付き合いいただきありがとうございます。

それでは皆さん、よい夢を。

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