実は結構どうでもいい

こんばんは、少し前に買ったセットアップを着たい気持ちがあったのに休日に外出し辛いから、とりあえず今日、職業訓練校に着て行ったら一人だけキメ過ぎな変なやつになっていた栗山陽輔です。TPOって大事。

さて今日は「実は結構どうでもいい」というテーマでお話しさせていただきます。

さて、今日のテーマはちゃんと説明していかないと誤解されてしまうことも多いですし、こういった場以外で、きちんと最後まで話ができない場では絶対にしてはいけない可能性もあるような内容なのですが、まぁ気にせず話しますよー。

この「実は結構どうでもいい」というのは、僕に対する僕自身の気持ちです。何のオブラートにも包まず、誤解を恐れることもなく言ってしまうと、正直な気持ちとして、僕は結構、僕という人間の今後に関しての関心があまりありません。別にどうなっても構わないのではないかと思ってます。
こんなこというと、じゃあ財産全部なくなってもいいのかとか、ホームレスになってもいいのかとか極端な考え方もでてくるかもしれませんが、それはまぁ嫌です。
意味わかんないですよね。僕もちょっとまだよくわかっていないんです。正確にはまだ掴みかねていると言ったほうがいいかもしれない。

これまた誤解が生まれそうな言い回しにならざるを得ないのですが、例えば自主映画監督としてならば、もし今後一切の機会を、映画を作る機会がなくなり、今後一生活動できなくなったとしても、「まぁそれでも仕方ないか」とか考えてしまう心境なんですね。
なんというか僕の中にはもう「絶対に映画作って成功してやる!」みたいな意志のようなものが存在していないのです。

一応ですね、映画作りに関する目標のようなものはあります。何度かこの場でもお話ししたような気がしますが「映画において新しい人の導線を作ること」であります。
でもこれはあくまで目標であり、活動指針のようなもの。
僕自身が生きている目的ではないのです。すべての行動を目標に結び付けて行動できる方もいらっしゃいますし、目標に向かって進んでいく姿は素敵だと思います。

でも僕は自分の人生にそこまでの期待をしていないし、同時に落胆もしておらず、諦めてもいないのです。

若い頃、役者をやっていた頃なんかは、絶対に成功したいと思っていました。具体的な目標もいくつもあったし(誰々と共演するとか、誰の作品に出演するとか)毎日毎日それを達成することばかり考えていました。
自主映画を本格的に作り始めてからも、なんというかその「成功してやる!」的な意志は持っていた(正確には隠しているふりをして持っていた)のですが、たぶん去年ぐらいからなくなっていきました。

ここまで書いてきて、今、ふとその感情を言い表すとしたら、たぶん「使命感」のようなものだと思います。

目標を掲げたのならば、達成しなければいけないというような使命感。
自分の意志で突き進み、成功を勝ち取らねばならないというような使命感。
人生を楽しまなければならないという使命感。
映画を作るのならば、数多くの人に愛される作品でなければならないという使命感。

なんとなく、そんな感じの感情です。
そういうのはもしかしたら世間からの無言のプレッシャーのようなものかもしれません。

例えば、役者やってますという若者がいるとする。そうすると周りの人間は反対するか、賛成するかにざっくりと分けることもできるんですが、ここで賛成側にいる人がよく言う言葉は「売れるといいね!」だったり「有名になれるといいね!」だったりする。
映画作ってるというと同じように「売れるといいね」とか「全国の映画館でバンバン流れるようになったら」とかまぁそんな言葉を何回か聞いていたりするのですが、なんというかそこにはある種の圧があるんです。
昔でいうならば、僕自身もその圧を受け入れていたし、そうであるべきだと思っていたし、当然であるとも思っていたし、強いて言えば他の人たちにもその圧をかけていたと思う。

「役者やってるのに売れなくてもいいだって? ふざけんな、こっちは本気でやってるのに」みたいな感情です。

これらの感情の正体をちゃんと紐解いていくのは、たぶん僕にとって重要なことだと思っているのですが、ちょっと頭痛がしてきたので今日はこの辺りにしておきます。また気が向いたら考えていきます。

こんなこと言ってますが、今の僕は映画を作るために動いていく意思はあります。「映画を作ろう」とは思ってますし、そのように活動していくと思います。
ですが「絶対に映画で大成功するんだ! 僕には映画しかない!」みたいな感情は皆無です。もし作れなかったらそれはそれで納得してしまうかもしれません。
まぁ、誰かを巻き込んだら、途中で辞めることはしませんが。企画として動き出したらちゃんと終わらせますよ。

さてさて、今日は久しぶりに僕の感情の話でした。
こんな変な話で大丈夫だろうかと首を傾げている今日この頃です。
また順々にのんびりと整理していきます。

今日も最後まで読んでいただきありがとうございます。

それでは皆さん、よい夢を。

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