都市型と地方型のビジネスと生活と今後
こんばんは、最近毎日ヘパリーゼを飲んでいる気がする栗山二日酔い陽輔です。
今日は「都市型と地方型のビジネスと生活と今後」というテーマでお話しさせていただきます。どんなテーマや。
数か月前だったか、ホリエモンこと堀江貴文さんが、自身のチャンネルだったかどこだったかは忘れましたが、とあるYou tube動画で「東京はコスパ悪い」みたいなことを話していて、妙に納得したのを覚えています。
東京はとにかく家賃が高いし、土地が狭いし、物価も高い。何をするにもコストがでかい。それでいて結局現代人って毎日家に帰ってYou tube見るかAmazon PrimeみるかNetflix見るかになってる。買い物もアマゾンでできる。ホリエモン自身も東京にいる期間が少なくなっている。東京で暮らす意味ってなんなの? コスパ悪いよね、みたいな話でした。
まぁコスパがどうこうとか、都会での生活がどうかというのは置いておいても、田舎に住んでいる僕としては、確かに田舎にいるからどうこうという不便は全く感じていないなと思うのです。ミニシアターがないから見たい映画が近くの映画館でやってないくらい。欲しいものはネットで買えるし。
田舎で嫌なところというか、不満があるのは、仲のいい人が少ないことだとホリエモンは言ってて、それは単純に人口の割合の問題でもあるし、その人たちが地方に散り散りになれば全く関係なくなる。僕の場合は地元にも大阪にも東京にも友人はいるので、別に大阪か東京に住まなければいけない理由なんて今のところない。
仕事で東京にいなきゃいけないという人はたくさんいるでしょうが、じゃあ田舎に仕事できたら全く同じことになるのかなとかも考えていた。
別にどっちがいい悪いとかの話がしたいわけではなく、何となくぼんやりと今日、人口が集中することのメリットってなんなのだろうと考えていた。
今の情勢を鑑みれば、デメリット自体は誰の目にも明らかだけれど、メリットってなんだろうか。コミュニケーションの円滑化みたいな話は昔はまかりとおっただろうけれど、ネットやスマホの出現で確実に変わっていると思う。
今日は調べものをする気分でもなかったので、完全に僕の頭の中で考えただけのことなのだけれど、人口を集中させるメリットって、行政的な統治のしやすさという意味合いもあるだろうけれど、何より一番はたぶん国防だと思う。
何かの脅威にさらされたとき、経済的な部分と指揮系統的な部分をとりあえず東京という場に集中させて、人口も集中させておけば、守りを固めやすいからなんだと思った。
そう思えば、シン・ゴジラでも確か、次にゴジラがいつどこで出現するかわからない状況になったとき、関東の守りが厚くなっていることに言及していた記者たちが登場していたなと変な納得をしてしまいました。
外からやってくる敵、外敵に備える形で発展してきた都市というモデルを先進国は基本的に採用しているから、昨今の内側から発生する脅威に対して対応ができなかったのだろうかと考えたりしています。
国家レベルで経済活動が止まっている状況だなんて、本当すごいことだよなと思っている。それが一つの国の話じゃないんだもんな。
話が飛びますが、ビジネスモデルにも都市型と地方型があると思っている。地方型っていうか都市でなくとも成立するという意味で地方型と勝手に僕が読んでいるだけですが。
これはそこそこ多くの人が知ってらっしゃる話だと思うのですが、(MBさんが動画で話していたことがあるので)ユニクロがそうですね。どんな人でも着れるような、老若男女、子供からお年寄りまで誰でも着れる服、ライフウェアを提供するユニクロって、どんな地方に店舗を構えてもビジネスが成り立つ。
けれど、ユニクロとは対照的にトレンドをすばやく反映させてファッション感度が高い人たちに向けてビジネスをしているZARAやH&Mというのは、人口が多い都市でしかビジネスが成り立たないってことですね。
だからなんだというと、たぶん今回の騒動の影響で、今後進出してくる事業ってのは地方型が増える傾向になると思う。というかもしかしたら、都市という感覚が鈍るかもしれないと思ってます。何故なら今後も感染症というのは必ず発生するから。
コロナに限った話ではなくて、例えば昔に脅威だった結核とかで考えてみると、別に人間って結核を生物的に克服したわけではないんだよね。対抗する技術を確立したから抑え込んだだけであって、遺伝子的に、生物学的に進化して結核を克服したわけではないんだよなと思っています。でもウイルスって驚異的な速度で進化してくるんですよね。だから同じようなことは必ずと言ってもいいほど起こり得ると思っている。
だからコロナが収束しても、元の生活に戻るというか、次の脅威がやってくる可能性がある世界での生活を意識せざるを得ないのではないかと考えている今日この頃です。
戻るじゃなくて、次にいく。そう考えていこうと思っています。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
それでは皆さん、よい夢を。
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