人はなぜ酒を飲むのか

こんばんは、自粛期間になる前にネットで注文していた服が届いたのだけれど、着て行く場所がないので仕方なく、いつもの田んぼ道を新しい服を着て練り歩いていた栗山陽輔です。

今日は「人はなぜ酒を飲むのか」というテーマでお話しさせていただきます。
最近小難しいテーマが多いので、今日は結構ラフな感じでお届けしたい。と、いうわけで僕は今ビールの缶を開けました。あらかじめご了承をお願い致します。

さて、お酒の話ですね。
まぁ昨今のような状況になって、居酒屋で飲むことはほとんどの方はなくなっただろうと思います。
僕は元々外で飲むことがほぼないに等しい生活を送っていますので、ここでの影響はほとんどないのですが。
しかしながら色んな人がどうにも「酒の量が増えた」ともらしていることが多いですね。
誰が言い出したか知りませんが、オンラインでのzoom飲みなんてものまで生まれていて、どうにもこうにも全国的に酒の消費量は増えているに違いないだろうなと思っております。

ちなみに僕はzoomを使った飲み会というのは、正直なところ参加したくないです。何故かと言えば、ずっと真正面で向き合っている感じじゃないですか、あれ。絶対恥ずかしいですよね、あれ。
それにさ、絶対みんなカメラ写り悪い気がするし。照明とかも部屋の照明だから完全に逆行で顔が黒く沈んでる人たちの画像もみたことあるし、一部の人はどうにも顔に光が当たるように工夫しているみたいだけれど、あれはあれで適当に当てすぎてて顔青白いし、なんというか、細かいことは抜きにしても、「顔が見えすぎる」のが恥ずかしい。

居酒屋ってさ、薄暗いところ多いでしょ?
あれ、たまたまそうなっているんじゃなくて、ちゃんとした理由があるんですよ。
まず蛍光灯みたいな白い光じゃなくて暖色系のライティングになっているじゃないですか。
あれ、基本的に人間の肌がきれいに見える光の色だったりするんです。そして何故薄暗いかというと、酒飲んで、どんどん崩れていく姿をしっかりと周りの人間たちに見せないためだったりするんですよね。

顔色で言えば、酒のせいで赤くなって表情がしまりがなくなっていくことを、うまく隠してくれているんですよ。だからね、雰囲気のいい居酒屋とか飲み屋って薄暗いんですよ。逆に本当に場末な感じの騒がしくて安くてうまい感じの大衆居酒屋って、白い蛍光灯で、食堂みたいに明るかったりするでしょ。
女性はこういうこと結構感覚的に理解しているもので、だからそういった場所には近づかなかったりするんだけど、男性の場合は鈍感なので、「安くて旨いから」という理由でそういった場に女性を連れて行こうとするデリカシーのないやつも存在するんです気を付けましょうね。

それに、ちょっと前にも書いたけど、顔を真正面から見ていることが普通の状態になると、コミュニケーションってとりづらいんです。

なので、僕がもしzoom飲みに参加しなければならなかったとしたら、部屋の照明を消して、パソコンの両側に蝋燭を灯して、暖色系の薄暗さを演出して、さらに基本的にどこかよそ見をしていていいなら参加します。
というか、そんなことをして誰も笑わないような場でなければ嫌です。なので、やりたくはないというだけの話です。

仕事で使うなら全然いいんですけどねー。今後の打ち合わせとか絶対zoomでやりたいな。会う必要もないのに会うのはお互いにコストがかかりすぎるから。

さて、いい感じに脱線した話を続けていますが、話を戻します。

何故、酒を飲むのか。

これは町田康さんの著作「しらふで生きる」を読むとかなり丁寧に書いてあるので理解できると思うのですが、「自分と人間に対する自己評価の高さに起因する、人生の楽しさを取り戻すような作業」なんですよね。

くだけた言い方をすれば、自分はもっと楽しんでいいはずだという思い込みが、これから楽しさを取り戻すためにお酒を飲むぜ! みたいな感じです。

取り戻すため、取り返すための作業です。

でも、その奪われたと思っているものは、幻想だったりします。

ちょっと詳しく説明するつもりだったのですが、なんだか酒がまわってきて面倒くさくなってきたので割愛します。

でもこれは「人生を楽しまなければならないという強迫観念」の話です。ラフな話をするつもりだったのに、この話になるとかなり真面目にならざるを得ないので今日は辞めておきます。

町田康さんの著作「しらふで生きる」は僕の人生を変えたかもしれないほどの素晴らしい本なので、もし興味があれば是非。

なんだかラフな文章の意味をはき違えたただの「適当な」文章になってはしないかと不安になってきた今日この頃です。

先週の土曜日から自粛期間に入って、もう五日も経ってしまったのかと驚いています。引きこもり生活を楽しみすぎている気がするのですが、まだまだ楽しんでいこうと思っております。

今日も最後まで読んでいただきありがとうございます。

それでは皆さん、よい夢を。

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