気乗りしない依頼の断り方

こんにちは。
今日は「気乗りしない依頼の断り方」というテーマで考えていきたいと思います。

Noと言えない日本人、って昔はよく聞きましたね。僕は別に日本以外の海外のことは知らないのですが、まぁ確かに断れない人って多いです。

では、なんで断れないのか。

その依頼を受けた先に、もしかしたら自分のためになる何かが待っているかもしれない、自分を成長させる何かがあるかもしれないなんて考えてしまって、嫌々ながら引き受けてしまう人もいますね。
そしておそらく一番の理由は、断ってしまうと相手に嫌われてしまう、もしくは関係性が壊れてしまうと考えてしまうからだと思います。嫌われたくないから断れないんです。

でもそんなのナンセンスです。そんな可能性はいくらでも想像できますが、何一つ確実性はない。
気乗りしない依頼を嫌々引き受けたら自分のためになるんですか? 自分を成長させられるんですか?
わかっています。もしかしたらそうかもしれませんよね。その可能性は確かにある。でも、そうじゃない可能性もある。

つまりこれ、ものすごく単純です。
不確実なことであり、わからないことなのです。そんな可能性を考慮する意味すらないことだと僕は思います。
まぁ嫌われたくないという気持ちはわからないでもないですが。

また人によっては、依頼がいまいち気乗りしないんだけれど、受けたくないわけでもなくて、よくわからないという状態になることもあると思います。白黒つけがたいグレーな感情が生まれるような依頼だったりした時ですね。

あくまで僕の場合ですが、僕が仕事か何かを依頼され、受けるか断るかを迷った場合に検討する要素があります。

・その企画や趣旨などの内容。
・リーダーは誰か。どんな人か。
・他のメンバーは誰か。どんな人たちか。
・お金

この四つです。結構シンプル。
これは僕の考え方ですが、迷った場合には割と役に立ちます。依頼を受ける理由を明確にしておくことで、その後の活動で不満が生まれてきても何のためにその依頼を受け、何のためにその仕事をしているかが明確になるため、ただ無暗にストレスを抱えてしまう事が少なくなります。

まぁ方法は人それぞれですが、結論として依頼を断ろうと決めたとします。その時、どうやって断ればいいか。

僕はね、素直に伝えるのが一番だと思うんですよ。
言いづらいなら、無理に理由を言う必要もないですが、理由もなく断るだけだと、理由を尋ねてくる人も多いはずです。人間は理由がないと納得できない生き物ですから。

一度断って、それで相手から理由を尋ねられたなら、言葉を選ぶ必要はあるでしょうが、明確な理由を伝えましょう。

のらりくらりと適当でふわふわとした、理由にもならない理由をつけて断るよりも、絶対にちゃんと理由を言ったほうがいいと僕は思います。「企画内容に賛同できない」とか「その金額では受けられない」とかもっと単純に「その日は仕事をしたくない」でもいいと思うんですよね。

変な話ですが、女の子が男から「ご飯食べにいこう」とか誘われて、のらりくらり躱すのはある程度は有りだと思うんですよ。ここではっきり「あなたと同じ時間を過ごしたくない」とか言っちゃうと相手の人間性の否定になっちゃうんでトラブルの原因になることもあるでしょうが、仕事の依頼ってのは仕事ですからね。その依頼における仕事内容、ビジネスに賛同できないというのはシステムへの意見であって、相手の人間性に対するものではないですから。

なので、結論。
仕事の依頼を断るときははっきり断りましょう。
理由を言葉にするのが難しいなら、「心惹かれるものがないから」でOKです。

難しいテーマですので、また折をみて、同じテーマで書き直してみようと思っている今日この頃です。

それでは皆さん、よい夢を。

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