失敗の受け止め方
こんばんは栗山陽輔です。
性懲りもなく、今日からまた文章を書いていきたいと思います。どれだけ続けられるかしら? 一度失敗しているのでどうなるかわかりませんが、あまり考えずに続けていこうと思います。
というわけで今日は「失敗の受け止め方」というテーマでお話しさせていただきます。
私事ですが、僕は今年の一月の後半から毎日記事を投稿していました。読み応えのある文章かどうかの評価はさておき、一記事2000文字以上という条件の元で、一日も欠かすことなく三か月以上続けることができました。
が、五月の初め頃に辞めました。
書き続けようと決めて始めたことですので、辞めたことはある意味で「失敗」ということになります。
(個人的には三か月以上続けられたという意味では僕としては大成功だと思っているのですが…)
とにかく、書き続けることには「失敗」したのは事実。
問題はこの「失敗」の受け取り方です。これが今日のお話の根幹です。
よく言われる言葉ですが、ヒューマンエラーと受け取るかシステムエラーと受け取るかで、今後の対応は変わってきます。
ヒューマンエラーというのは失敗の原因を「人」に求めるものですね。
それが自分でも他人でも、悪いのは失敗をした人自身。誰々が悪い、好き嫌い、そもそも向いてるか向いていないか意味があるない正解間違い等々、失敗の原因なんて人間にはいくらでも思いつけます。
僕の記事の更新が止まったことに関しては完全に自分の人間性の否定に繋げることができますね。
「結局僕は何も続けることができないんだ。根性がないんだ。自分は何てダメなやつなんだ」とものの見事に自己否定に直結します。
そして、システムエラー。
これはとにかく、やり方、方法論、環境など、あらゆる面においてシステム的な原因にフォーカスする考え方です。
早い話が僕はこのシステムエラーにフォーカスする考え方を採用しているので、ちょっと具体的に今回の「記事を投稿し続けられなかった原因」を整理してみたいと思います。
僕は以前、毎日記事を更新するために、いくつかのルールを設定していました。
・毎日書くこと
・記事のストックをしないこと
・時事ネタは扱わないこと
・ネタ探しをしないこと
・アクセス数を稼ぐことを目的としないこと
・嘘をつかないこと
等です。
詳しい目的等は過去のこの記事に書いてあります。
https://note.com/kuriharu1218/n/n9f8f32676719
さて、システムエラーにフォーカスしてシステムを見直すためには、まずこれらのルールを再検討する必要があります。
三か月続けられたことを鑑みると、それほど大きな問題があるルールではないだろうと考えられます。では、何が問題だったか。
なんだかんだ細かい要因は浮かびましたが、結論としてもっとも大きな問題は「書き始める時間」と「更新する時間」の具体的な設定がなされていなかったことです。
毎日書き、ストックをしないのは、一日たりとも書くか書かないかの選択をしないことのためでした。選択肢を自分に与えないためのルール付け。毎日ただただ書くの一択。
けれど、時間に対する設定がなかったため、いつ書くかが曖昧になっていたと思います。
その結果どうなっていたかと言えば、土日の暇なときに夕方に更新することもあれば、ちょっと先延ばしにしてしまって日付が変わってからなんとか書き始める日もありました。
ここに選択肢が生まれてしまったのですね。そうなると僕は何時に書き始めるか、先延ばしするかの決断を毎日していたことになります。「決断疲れ」というのは心理学用語にもあるらしいのですが、そこに負担が溜まっていた可能性もある。
けれども、毎日あまりに明確な時間を設定しておくと、予期せぬことが起きた際に対応できなくなる可能性もあります。
毎日20時に書き始めて21時にアップすると決めていたのに、家の都合でできなかった。というような例を一回でも作ってしまうとシステムにエラーが起こる可能性がある。予期せぬ出来事に対して、柔軟に対応できなければ現実的なルールではない。
と、いうわけで結論として、僕は「その日、帰宅してから一番初めにする作業」を記事の更新にすることにしました。
土日の対応や、急な用事が入ってきた場合など、考えられる問題はあらかじめ考えておき、それの対応策まで全て決めておきます。さらには考えが及ばなかったとんでもないことが起こった時の対応も設定しておきます。
こうしてシステムを考え直したので、今日からまた走らせていきます。
大事なのはとにかく漠然と自分のせいにしないこと。人間性や人格の否定は簡単ですが、それはシステムではありません。
仕事等で自分以外の誰かが失敗したりしたときも、その誰かのせいにせず、システムに目を向けていきたいなと考えている今日この頃です。
文章を書くのが久しぶりなので、ちゃんと書けているか、いささか不安ではありますが、今後ともよろしくお願い致します。
あ、あと文字数を以前は2000文字程としていたのですが、1500文字以上という条件に変更しました。以前の記事を読み返したときに微妙に文字数稼ぎみたいなことをしている部分があって恥ずかしかったからです。
まぁ、のんびりやっていきます。
それでは皆さん、よい夢を。
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