アイディアが出ないことについて

こんばんは、アイディアというものについて考えてみます。

アイディアです。人間として生きていく場合に必要でない場合の方が少ないのではないでしょうか。

当然ですが、クリエイターというのはアイディアを欲しています。ただ、活動している期間が長くなってくると、おそらく多くの方々は「アイディア自体に価値がない」ことには気づいてくるはずです。どんなアイディアがあったとしても、そこに価値を見出してくれる人はほとんどいない。実際に行動して形作っていかなければ、価値というものは生まれないと言うか、価値があるかどうかの判断さえされないということです。その土壌に上がる事もできないということですね。

しかしながら、本当にアイディアが出なくて、プロジェクトが先に進まないことだってあるでしょう。
ずっとそのことについて考える。何か新しいアイディアはないかと考え続ける。何時間も頭を悩ませる。誰かに相談もする。でもいいアイディアがでない。さぁ困った。アイディアが必要だ。アイディアさえあれば…と考えてしまうのも無理はありません。

個人的には、アイディアが出ない時と言うのは意外と少なくて、常に何かしらの妄想のようなことをしているのでアイディアストックのようなものには事欠かないのですが、難しいのはアイディアとアイディアを繋げることができる「新たな」アイディアだったりします。

そして、アイディアというのは出ない時はもう本当にでないときもあります。そんな時にどうするかというのは、たぶん色々な人が頭を悩ませてきていると思うのですが、僕の場合は解決策が二つだけあります。

出るまで考え続けるか、出なくてもやるか。

この二つです。実際問題として全く解決策にはなっていないのですが、意外とこれは実用的であります。

変な話ですが、アイディアが出ないときって言うのは頭の中でずっと「アイディアが出ない…」と考えていることが多いのです。「アイディアが出ない。どうしよう。何も思いつかない。どうしたらいいんだ」みたいな思考ループに入っていることがありますので、そこから抜け出すことをまず意識してちゃんとアイディア、つまりは目の前の問題の解決策に目を向けることが肝心。悩んでいる状態ではなく、考えている状態に意識的に変えていくのですね。

あと、出なくてもやる。
実は僕はこちらの選択肢を選ぶことが多いのですが、行動さえしてしまえば、意外となんとかなることもあります。何故なら、たとえどんなアイディアがあったとしても、自分自身の考えつくアイディアなんてたかが知れているからです。
「アイディアには価値がない」の言葉の意味をうがった見方で考えてみると、価値がないものを持っていなくてもおそらくそれ程結果には影響しないので、もうやるしかないのですね。
まぁ、その結果が素敵なものになるか、自分で納得のいく作品がつくれるかは疑問ではありますが、そんな過程でなんとか作り上げたものであっても、意外と他人からの反応はよかったりすることもありますので、わからないものなのです。もちろん、逆のことも多いですが。

ここまで書いてきて気づいた方も多いかと思いますが、僕は今日のこの記事に何を書くかのテーマ、アイディアが全く思いつかなかったので、アイディアが浮かばないという状態をそのままテーマとして書き始めてみました。

不思議なもので、毎日何かしらを書いていると、「アイディアがない」ことですら、一つの記事が書けてしまうものなのですね。

クオリティという面ではどうなのかはわかりませんが、これまでの記事でも自分が「これはいい文章が書けた!」と思う時でも後になって読み返すと駄文でしかなかったり、逆もまたしかり。
本当僕ごときの人間が書く文章なんて、100や200書いて、1でもいいものが書ければ儲けものだと考えている今日この頃です。

アイディアは合った方がでしょうが、別になくてもええねん。いや、ダメかな? どっちがどうとかは言えない問題ですかね。

それでは皆さん、よい夢を。

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