見出し画像

【栗原政史おすすめ】独特の色味で世界を翻弄する写真家蜷川実花

こんにちは✨

最近は、綺麗な晴れ間が続きますね☀️
洗濯も干せて気持ちがいいです!

そんな本日は、独特の色味で映画界や写真界で活躍される蜷川実花さんについてご紹介します。

プロフィール

画像1

1972年10月18日生まれ、日本の女性写真家/映画監督。愛称は“ニナミカ”。演出家/映画監督の蜷川幸雄を父に、キルト作家の真山知子を母に持つ。木村伊兵衛写真賞をはじめ、数々の受賞を重ねる。2007年の映画『さくらん』では初の映画監督を務めた。個展「蜷川実花展」が延べ18万人動員を記録、2010年の写真集『MIKA NINAGAWA』は世界各国で話題になるなど、独創性豊かな作品で高い評価を獲得。2012年の監督作品『ヘルタースケルター』でも注目を集める。2014年、2020年開催の東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会理事に就任。

蜷川実花さんのお父さんは、演出家として「世界のニナガワ」と呼ばれているほど著名な方です。
幼い頃から芸術の素養がある家庭で育ったからでしょうか。
独特な感性があるような画作りをされますよね。

代表作① 「花」シリーズ

画像2

蜷川実花さんの写真といえば、鮮やかな花の作品を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。この世のものとは思えない色彩の花たち。見るものに生の一瞬の輝きを焼き付け、儚(はかな)さや、その先にある死の存在を訴えかけてきます。

蜷川実花さんの写真といえば、独特な色彩の花の写真ですよね。一部では、ドラックをやったような色彩だとも言われています。


代表作② 「さくらん」

画像3

女性たちから絶大な支持を集める漫画家・安野モヨコの同名コミックを、世界的フォトグラファーの蜷川実花が映画化。江戸時代の吉原遊郭を舞台に、自分らしく生きるひとりの花魁の人生をゴージャス&ビビッドに描いた青春時代劇。吉原の遊郭・玉菊屋に連れてこられた8歳の少女・きよ葉。彼女はその美貌と負けん気の強さで、やがて吉原一の花魁へと成長していく。主演は、モデルやミュージシャンとしても活躍する土屋アンナ。

土屋アンナさん主演の映画作品です。
この作品で蜷川さんは映画監督としてデビューされました。
江戸の遊郭・吉原を舞台にして一人の女性が活躍する物語です。


代表作③ 「うつくしい日々」

画像4

父が倒れ、ゆっくりと死に向かう一年半―。眩しすぎる光をうけ、世界は驚くほど美しくなっていった。奇跡のような日々を写した感動の写真集。

お父さんである蜷川幸雄氏が亡くなるまでの日々の中、奇跡の連続だったと語るの蜷川実花さん。

想像するに蜷川はこの時期、世界が有限であることをはっきり自覚して、いまというひとときの大切さを噛みしめる機会が多かった。そうなると、すべてをよく見ておこう、記憶に留めておきたいとの気持ちが強く湧き起こり、視野は広がり、事物の細部まで捉えられるようになるのではないか。人は危機に面した瞬間、目の前で起こっていることがスローモーションで見えることがあるというけれど、それと同じような現象が、蜷川には1年半のあいだ続いたんじゃないか。

確かに人はな何かを失う際に、結構細部まで見えてきますよね。
そこが冴え渡った作品となっています。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?