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重賞勝ち馬考察:ジューンテイク(京都新聞杯)

父:キズナ
母:アドマイヤサブリナ
母父:シンボリクリスエス


 父方のストームキャットに、母方のシンボリクリスエスが同調。「ボールドルーラー+プリンスキロ+クリムゾンサタン」の血が脈絡しています。ストームキャットの軽快なスピードと、シンボリクリスエスの強靭なパワーが融合。軽くて力強い(非力ではない)推進力を増幅する仕掛けです。本馬のようにキズナ×母の父シンボリクリスエスを経由させるパターンは、ソングライン、アカイイトという2頭のGⅠ馬をだしています。牡馬の大物は本馬が初めてです。

 上記のパワースピードを武器にしつつ、同時にリファール4×5のクロスを内包。持続力を兼備しています。さらに4代母の父のカロは、キズナと好相性の血(※以下の記事をご参照ください)。信頼できるニックスの後押しもあり、総合点の高い配合です。
 


 なおキズナ産駒による京都新聞杯勝ちは、20年ディープボンド、22年アスクワイルドモアにつぐ3頭目。いずれもリファールのクロスもちという共通点があります。ただし22年は中京開催。データとしては役に立たず、あくまでもネタ程度の情報ですけどね。


※数値は個人の主観です


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