重賞勝ち馬考察:ミトノオー(平安S)
父:ロゴタイプ
母:シダクティヴリー
母父:Thunder Gulch
父のロゴタイプは現役時代に安田記念など芝GⅠを3勝した馬。しかし種牡馬としては、牡駒と牝駒で伝える適性が変わります。牡駒が挙げた勝利は、芝4勝に対してダート13勝。ダート適性を濃く伝えるようです。
本馬は母方にガルチ、ストームバード、アリダー、ヴァイスリージェント、ダマスカスなど、馬力に秀でた血脈を豊富に抱えています。このおかげで、乾いた馬場のパワー勝負でもへこたれません。ただしフットワーク自体は綺麗でしなやか。渋った馬場の経験が1度(伏竜S・1着)しかないというだけで、スピード勝負でも結構やれそうな感じはします。おなじロゴタイプ牡駒仲間のオメガギネスも、どちらかと言えば軽いスピード馬場を得意とする印象ですしね。
血統表の奥の細かい話になりますが、注目しておきたいのが『ハイハット』の血。24年5月現在、この血をもつロゴタイプ産駒は10頭中5頭が勝ち馬。収得賞金トップ3の本馬、オメガギネス、ラブリイユアアイズが該当しています。
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