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GⅠ勝ち馬考察:ラムジェット(東京ダービー)

父:マジェスティックウォリアー
母:ネフェルティティ
母父:ゴールドアリュール


 祖母のラヴェリータは交流重賞7勝を挙げた名牝。僕自身、POGで指名していた馬で思い入れがあります。当時は血統の知識がゼロ。純粋に桜花賞狙いで指名しました。あとから血統表をみると、そりゃあダート馬だよなとは思いつつも、おぉスマートストライクの近親だったのか!? という驚きもあり、あのころとは違った景色に映りますね。繁殖牝馬としては大きな実績を残していませんが、祖母として存在感を見せてくれて嬉しいです。

 本馬は父方の祖父であるエーピーインディから譲り受けた、柔らかく大きなフットワークが特徴。その走法を母方に含まれるヌレイエフの血が支えています。エーピーインディの持ち味である持続力に、ヌレイエフのパワーと底力を加えることで、タフな競走馬に進化させる配合型です。なおヌレイエフを内包するマジェスティックウォリアー牡駒は、本馬のほかにサンライズホープ(重賞2勝)、スマッシャー(ユニコーンS)などの活躍馬がでています。

 今回はアンモシエラ、サトノエピックとの三つ巴戦。向正面でロングスパートに入ったとき、もっとも手応えが怪しく映ったのが本馬です。ところが最後までグイグイと伸びつづけ、結局は6馬身突き放す圧巻の勝利。反応は鈍いものの、パワーと持続性は一級品です。


※数値は個人の主観です


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