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重賞勝ち馬考察:プラダリア(京都大賞典)

父:ディープインパクト
母:シャッセロール
母父:クロフネ


 母の父・クロフネのアメリカ的なパワースピードで走るディープインパクト産駒。おなじ構成の馬にはレイパパレがいます。性別が違うぶん、こちらはもっと男っぽくスタミナ寄りにしたタイプでしょう。レイパパレは渋った馬場で2戦して負けがありません。大阪杯を勝ったときも重馬場でしたね。本馬もその点は似ており、今回の勝利を含めて3戦2勝、3着1回です。

 本馬は2代母の父がフォーティナイナーということもあり、スピードの性質が一本気なところがあります。メリハリを利かせるより、淡々と走ったほうが能力を発揮しやすいのではないでしょうか。

 今回は残り1200m地点で11秒9のラップを計測。以降もペースが緩まず、スピードの持続戦になりました。瞬発力を問われなかったことも本馬に味方しましたね。直線では内から伸びてくるボッケリーニをしっかりとブロック。あれがなければ着順は逆転していたかもしれません。池添騎手の好騎乗でした。
 

※数値や一言メモは個人の主観です


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