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重賞勝ち馬考察:コンクシェル(中山牝馬S)

父:キズナ
母:ザナ
母父:Galileo


 キズナにとって好相性となる『マキャヴェリアン』、『カロ』の二つの血を内包。説得力のある配合をしています。詳細は以下の別記事をお読みください。本馬の場合、カロは6代目の奥にあります。メインとなるのは2代母の父・マキャヴェリアンのほうでしょうか。マキャヴェリアンは牝駒に対して効果抜群。GⅠ馬のソングラインを筆頭に、11頭中8頭が勝ち馬。5頭が3勝クラス以上に出世してる黄金パターンです。
 


 逃げる競馬をしたときは3戦負けなし。鞍ケ池特別が5馬身差。不知火特別も5馬身差。そして今回の重賞勝利と、いずれも秀逸なパフォーマンスを見せています。

 母が「トムフール≒スプリングラン」6×6・6をもつこともあり、脚さばきはしなやか。リラックスして走ることができれば、燃費は良いほうでしょう。欧州12Fで活躍したガリレオを母の父に据えて持久力も抜群。自分のかたちにさえ持ち込めれば、スタミナが長持ちしやすい馬です。もう少し長めの距離で、パンサラッサみたいな競馬をさせたら化けるかもしれませんね。

 

※数値や一言メモは個人の主観です


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