重賞勝ち馬考察：ノースブリッジ（AJCC）

ノースブリッジ

父：モーリス
母：アメージングムーン
母父：アドマイヤムーン
　

たぶん前に投稿したと思いますが、母方にマルゼンスキーの血をもつモーリス産駒の牡馬は、ノースブリッジ（重賞2勝）、カフジオクタゴン（レパードS）を筆頭に14頭中11頭が勝ち馬 pic.twitter.com/kW2XPrCmxX

— くりがしら🐴／佐藤かずあき🖌 (@kurigasila_kaz) January 22, 2023

　母の父のアドマイヤムーンは、しなやかで軽いスピードを伝える血統。また祖母の部分にはカーリアン、ミルリーフ、ボールドラッドという3本の「ナスルーラ（ロイヤルチャージャー）＋プリンスキロ」血脈を内包しています。この影響で、ゆったりと走るストライド型の中距離馬にでました。

　これで重賞は2勝目です。エプソムCでは重馬場を先行して押し切り勝ち。今回は中山の急坂を力強く伸びて勝利。タフなスタミナと持続力を兼備しています。ちなみに馬場が渋ったときは4戦3勝です（※今回は良馬場）。

　牝系を遡るとモガミヒメにたどり着く血統。この一族はカコイーシーズの馬力が縁の下の力持ちとして根付きやすいようです。本馬の近親にあたるディープボンドは、重馬場の阪神大賞典を圧勝しています。本馬のしぶとさは牝祖から受け継がれた個性なのでしょう。

※数値や一言メモは個人の主観です

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