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カムロボを改造してマイコンロボットにする準備

タミヤ カムプログラムロボット工作セット(カムロボ)にマイコンボードをのせてマイコンロボットを作りたいと思います.今回はまずその下準備をします.

乾電池で動くくらいのお手軽なマイコンロボットを自作する場合,メカ部分はタミヤの楽しい工作シリーズが最適と思います.
中でも2017年に登場したカムプログラムロボット工作セット(以下,カムロボ)はギヤボックスやモータ,クローラ(履帯)といった走行に必要な部品がセットになっており,マイコンボードを取り付けるだけでマイコンロボットができそうな感じです.
あと,いかにもロボットという感じのデザインが素敵です.

車体
カムロボにはタミヤ楽しい工作シリーズのダブルギヤボックスと同じものが含まれています.カムロボの通常の組み立て方ではカムプログラム機構を動かすように組み立てますが,今回は元のダブルギヤボックスとおり組み立て,ギヤ比はタイプC(114.7:1)にしました.

ギヤボックス

カムプログラム機構に関する部品は不要なので取り付けずにおきます.また,車体底面の空間はのちのちセンサの取り付けに使用したいので,カムロボの頭は前後逆に取り付けます.

電池ボックス
カムロボには単三乾電池1本用の電池ボックスが含まれていますが,マイコンを動かしたりガンガン走行させたりするにはちょっと足りないので,単3乾電池4本分の電池ボックスを取り付けます.
電池ボックスはカムロボの背中取り付ける例が多いようですが,転倒を避けるために重心を低くしたいので側面のカバーに取り付けることにしました.(単4乾電池用であればカバーの内側でも取り付るのもよいと思います.)

電池ボックス

コネクタ
モータ,電子ボックス,スイッチのコードにはコネクタを取り付けます.
コネクタはJST(日本圧着端子製造)のXHにしました.

コネクタ

まとめ
カムロボにマイコンボードを載せる前に必要な下準備をしました.カムロボはもともとマイコンボードを載せることを想定して作られているので改造は比較的簡単です.


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