#35 教育は変わっていく
どうも、不登校中学生の父、栗ワッショイです。
今日もお読みいただきありがとうございます。
このブログでは、4月から受験生になった不登校中学生の長男と、13歳差の次男の子育てを通して感じたこと、学んだことを発信していきます。
さて、中学校3年生の2学期になっても順調に不登校生活を続けている長男ですが、前回の#34の記事では通信制高校の体験入学に行ったことを書きました。
そして、先週末は、また別の通信制高校の説明会にも参加しました。
僕が受験生だった頃とは時代は変わっていて、通信制高校も増えているし、その教育内容も素晴らしいものになっています。
高校卒業の認定を受ける為の最低限のカリキュラムがあり、あとは自分でやりたい勉強や課外活動を選択して参加できるようになっているんですよね。
授業もオンラインでも受けられるし、リアルタイムではなくて録画されたものを見て学ぶ事も出来る。
不登校生にとって、やはり学校に通うというのはハードルが高いことだと思います。
特に、うちの長男のように不登校歴が長くなると、なおさら難しくなりますよね。ちなみに、うちの長男の不登校歴は、そろそろ丸4年です。
「高校からは行こう!」と思っても、いざとなるとやっぱり行けない...
そんな経験をすると、「やっぱりオレはダメなんだ...」と思い、余計に自信を無くしてしまう。
1度不登校になると、そんな自分との戦いが始まるのではないでしょうか。
それでも、今の通信制高校は、月に1回とか、週に1回とか、週に3回とか、自分で学校に行くペースを好きなように選べるし、例えば週1コースでも、行けそうなら週1以上でも学校に行って、やっている授業を受けたり課外活動に参加したり、自習室で勉強して質問したりすることも出来ます。
不登校を否定せず、社会に出ていけるようにしっかりとサポートしてくれます。
そして、課外活動も充実しているので、フットサルやバンドなどのサークル活動のような事も出来るし、何か資格を取る為の講習を受けたりすることも出来ます。
課外活動をやる中で、やりたい事が見つかる人も多いのではないでしょうか。
正直、僕が受験生だった頃の通信制高校は、表現は悪いですが、落ちこぼれが選択する学校というイメージが強かったです。
もちろん、当時の通信制高校が悪かったなんてことはないし、不登校生じゃなくても通信制高校を選択していた人もいると思います。
けど、学校に行けないとか、勉強についていけないとかで普通科の高校に通えない人が通信制高校を選択するというイメージは強かったです。
けど、今はそんなイメージは変わってきているように思えます。
失礼を承知で書かせてもらいますが、とりあえず偏差値が低い公立の学校に行って3年間過ごすのであれば、通信制高校で最低限のカリキュラムをこなし、あとはフリーな時間で課外活動を色々体験したり、アルバイトをしてお金を稼いだりした方が、よっぽど充実した3年間を過ごせるのではないかと思います。
そもそも、偏差値が低い高校に行く人って、勉強が好きじゃない人が多いと思うんですよね。
好きじゃない授業を1日何時間受けさせられ、授業もまともに聞かずなんとなく週5日間学校に通っているのって、物凄く無駄な時間だと思うんですよね。
みなさんもそう思いませんか?
好きでもない事、やりたくもない事の為に、人生の中で最も成長すると言っても良い3年間を費やすのって、無駄どころか、社会的に損失だと思いませんか?
好きな事をやっていたら、やりたい事をやっていたら、もっと充実した日々を過ごせたと思うし、社会的に利益をもたらす可能性も高いと思いませんか?
それでも、何故、とりあえず受かりそうな高校を受験して、なんとなく高校に行くのか?
それは、まだ親の世代が通信制高校に対して偏見があるからなのではないでしょうか?
時代は変わっています。
教育も変わるべきです。
前にも書きましたが、僕が好きなPodcast番組の「COTENラジオ」で教育の歴史がテーマとして取り上げられました。
13回に渡る長編でしたが、とても面白かったです。
過去の4大文明の時代まで遡り、教育の歴史を紐解いてくれました。
これを聞くと、社会が変わると教育が変わるという事が繰り返されていたことが分かります。
今は、僕が受験生だった時代と明らかに社会は変わっています。
あの頃は、まだ携帯電話もなかったし、インターネットもなかった。もちろん、SNSなんてなかったし、コロナだってなかった。
教育もまったく変わっていない訳ではありません。
でも、古い体質がまだまだたくさん残っていると思うんですよね。
もう一度書きます。
時代は変わっています。
教育も変わるべきです。
そして何より、あなたの考え方も変えるべきです。
普通科の高校にだって良いところはたくさんあります。
通う理由だってあると思います。
けど、通信制高校には、普通科の高校にはないメリットもあります。
決して、普通科の高校に行けなかった時の受け皿ではありません。
両方もメリット・デメリットを把握して、選択肢の一つとして考えていいと思っています。
親の頭が固いと、子どもの可能性を潰すことになります。
親が時代の変化についていく事、親がもっとちゃんと知ること。
それが大切なのではないでしょうか?
子どもの未来の可能性を広げるために!
長くなりましたが、今日も、最後までお読みいただきありがとうございます(^^)/
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