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#44 サクラサク

どうも、不登校中学生の父、栗ワッショイです。
今日もお読みいただきありがとうございます。

このブログでは、昨年の4月から受験生になった不登校中学生の長男と、13歳差の次男の子育てを通して感じたこと、学んだことを発信していきます。


卒業シーズンですね。
4月から迎える新生活を前に、今の生活をエンジョイしている人、4月のために準備を進めている人、今までと何も変わらず生きている人、色々な人がいることでしょう。
特に、受験生だった人たちは、4月から大きく生活が変わる人が多いのではないでしょうか?
受験が終わり、ほっとしている人や悔いが残っている人等、それぞれ色々な感情で最後の1か月を過ごしていることでしょう。

以前の記事にも書かせていただきましたが、我が家の不登校受験生は、早々と通信制高校への入学を決めました。
学校説明会や見学会に参加し、試験と面談は受けましたが、塾に行って勉強して模試を受けて…という感じではなかったので、受験生という感じはほとんどしませんでしたね(;^_^A
まぁ5年間、学校の勉強はしていなので、普通科の高校を普通に受験しても受かるのは難しいし、そもそも普通科の高校に行ってほしいとも思ってませんから、苦労せずに早々と決められたのは良かったのではないでしょうか。

受験勉強での苦労は一生の財産になる!

という声もあると思います。
実際に、僕は高校受験、大学受験を経験しているし、その期間は頑張って勉強したし、それが今に繋がっているし、その時の経験は、確かに自分にとって大きな財産ではあります。
けど、事件勉強をしないという経験は僕はしていないので、受験勉強を頑張った人生と受験勉強をしなかった人生を比較することは出来ません。
どちらが良くてどちらが悪いという話ではなく、どちらも正解なのだと思います。
というか、もう戻れない訳ですから、自分の選択は正解だったんだと思って生きていけば良いのではないでしょうか。

そんな訳で、我が家では受験というピリピリ感は一切ありませんでした。
が、長男の友達たちは、受験をしています。
塾に通い、模試を受けて、ギリギリまで勉強をして試験に挑んだ友達もいます。

そんな長男の友達のうちの一人ですが、公立高校の試験が終わった日、「ダメだった…」と言いながら肩を落として帰ってきたそうです。
頑張って勉強もしていたのは親も見てきたので、どうやって声をかけたら良いのか分からなかったそうです。
その前に私立高校は合格していたので、高校に行けない訳ではありません。
どこに行くかよりも、そこで何をするのかの方が大切なので、ひょっとしたら結果的には私立高校に行って良かったとなる可能性も大いにあります。
ですが、やはり、1年間頑張ってきたことが、「不合格」という結果で終わる事は悔しいですよね。


「負けたことがあるというのが、いつか大きな財産になる」

これは、スラムダンクに出てきた名台詞です。
無敗で勝ち続けている絶対王者の山王工業。
しかし、主人公の桜木花道が所属する湘南高校にインターハイで敗れ、その時に山王工業の監督が選手たちに言った言葉です。

スラムダンクの中には名言がたくさん出てきますが、この言葉は最も人気のある言葉のうちの一つではないでしょうか。

勝つために練習を重ねてきたのに、負けたらやっぱり悔しいです。
合格するために勉強を重ねてきて、不合格だったらやっぱり悔しいです。
でも、負けたからこそ、不合格だったからこそ、感じられた気持ちもあるし、負けなければ、不合格にならなければ、見ることができなかった景色もある。
今、この瞬間だけを見たら挫折かもしれないけど、長い人生の中で見たら、数ある分岐点のうちの1つに過ぎない。
むしろ、その経験があったからこそ、その次の挫折を回避できるかもしれない。
人生は何があるか分からない。
不合格は挫折ではなく、次の成功へのメッセージにすればいい!
それは自分次第だ!!

なんて思っていたら、その友達は、なんと、合格していたそうですΣ( ̄□ ̄|||)

その結果を知った瞬間、本人は膝から崩れ落ちて大号泣したそうです!

いや~、青春ですね(≧▽≦)

結果に自信が無くて落ち込んだことも、実は合格だったと知って涙を流せることも、それまで本気で取り組んできた証拠です!
これはマジで青春ですね!!

今は合格発表はネットで見る時代ですが、僕が学生時代は校舎まで行って掲示板に張り出される数字を見に行く時代でした。
高校受験の時は、友達と一緒に結果を見に行って、自分の数字と友達の数字と両方確認して2人とも合格していることが分かりガッツポーズをしたことを思い出しました(^O^)/
けど、友達はまだ自分の数字を見つけられてなくて、僕がガッツポーズをしたときに一瞬イラっとしたそいです(-_-;)
いや、そこはさ、ちゃんと君の数字があるかどうか見てからガッツポーズしましたから。。。
なんて話をしたことも思い出しましたね。

大学受験の時は、正直、受かっていると思ってなくて、それでも同じ大学を受験した友達と一緒に結果を見に行きました。
2人とも落ちていると思っていたので、軽い気持ちで見に行ったのですが、なんと、僕は合格していて友達は不合格だったのですΣ(・ω・ノ)ノ!
これは気まずかったなぁ(;'∀')
まぁその後も一緒に帰った訳ですが、なぜか、僕の方が励まされるという不思議な帰り道でした。
そして、その友達は1年間浪人をして、翌年はもっとレベルの高い大学に合格しました!

それも今思えば青春ですね!


けど、今は…


あなたはいかがですか?
涙が出るくらい頑張ったのは、最後はいつですか?
涙が出るくらい嬉しかった経験、涙が出るくらい悔しかった経験を最後にしたのはいつ頃だか思い出せますか?

僕は…



いつだろう?

涙が出るほどではないかもしれないけど、バンドをやっていた頃は本気で頑張っていた時期もあるかな?
それはもう10年以上前の話ですがΩ\ζ°)チーン

けど、学生時代は、受験もそうだし、部活もそうだし、文化祭とか体育祭とか恋愛とか、すべてに真剣だったな。
青春してたな。


人生は一度きり!
もう一度、涙を流せるくらい、何かを頑張ってみるのもいいんじゃないか?

長男の友達が、合格通知を見て泣き崩れたと聞いたとき、なんだか胸が熱くなりました!

一生青春!

まずは、頑張れることを頑張って探してみよう( 一一)


今日も、最後までお読みいただきありがとうございます(^_-)-☆

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