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日田下駄を買いました!

先日、母からもらった大島紬がクリーニングから戻ってきました。

それを取りにきもの屋へ行ったときに目に止まったのが、店員さんが履いていた素敵な下駄。 

ずっと前から夏は下駄を履いて過ごしたいと思っていたわたし。

思わず「それ、いいですね」と言うと、店員さんは店中の下駄を集めてきて見せてくれました。

下駄についているタグを見ると「日田(ひた))下駄」と書いてあります。初めて聞く名前だけれど、確か「日田」って大分県の地名だったような……。

とにかく気に入ったので、下駄本体の色と鼻緒の色から一足チョイス!それがこの下駄です。Instagramでもご紹介しました。 


それから数日後 改めて日田下駄について調べてみました。 

日田下駄とは大分県西部、日田市で育った「日田杉」で作られた下駄です。

日田市は江戸時代から林業がさかんで、静岡県静岡市や広島県福山市と並ぶ下駄の三大産地のひとつ。

日田杉は木目が美しく丈夫でしなやかなことで知られています。だからクッション性もあるのだとか。

日田下駄は、そのきれいな木目を活かした「神代(じんだい)焼き仕上げ」が特徴です。

「神代焼き」とは、木の表面を真っ黒に焼いたあと磨く技法。木の柔らかい部分が削られて白く残り、木目だけが黒く残ります。

木目が模様のように浮き上がるので、木目の個性を活かした豊かなデザインを楽しめます。

塗装をしないで仕上げているので、汗を吸ってくれてべたつかずサラッとした履き心地!

きものや浴衣だけでなく洋服とも合わせたいし、夏だけでなく四季を通して楽しみたいと思います!

参考にふたつのサイトをご紹介します。よろしければご覧ください。

わたしは「きものやまと」の店舗で購入しました。

帰宅後オンラインストアで確認したら、白木のもののようですね。(今思えば、焼き仕上げのほうも欲しかったなぁ……)

本当に気持ちのいい下駄なので、大切に履いていきたいと思います!



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