見出し画像

大きく太い柱を持とう

あらゆる人は赤ん坊として生まれた時、ゼロからスタートする。
このことは千数百年前の人も100年前の人も変わらない。

通信や交通や様々な文明の発展状況は変わっていても、人間の「心」はあまり変わらない。
ゼロで生まれ、母親や周囲の影響によって喜怒哀楽などの感情や価値観が育っていく。

現代の文明や技術がいくら進化したとしても、
人間の心だけはあまり進歩しない。

だからこそ孔子の言うことが生きているし、カントやソクラテス、プラトンといった哲学者の
思想や価値観が今も現代人の心を打つ。
古典は人間が一人ひとりの価値観を作り上げていく上で、とても重要なものである。

例えば宗教などの経典もそのひとつだろう。

これはやってもよい、これはやるべきではない。また、どういう考えに根ざして自分は今、この行動をするのか。そういう人間としての生きる基準が明確であればぐらつくことがない。

これは私生活でも仕事の上でも大切だ。

努力して自分なりの価値観を作る事ができたら
目標は達成できるようになる。

人にどんなに批判されても私利私欲を離れてやらなければならないことがあるのであれば、実直で堅固なグラグラと揺らがない柱、これを持つべきだ。

この柱が大きく太い人ほど目標がブレない。

(ある書籍の記述を再構成したもの)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?