着実に仕事をすること
経済活動には、必ず勝者と敗者が出てくる。
勝つためには、きちんとした長期的な戦略を立て、自分が上げる利益に対していい意味で執念をもって努力しなければならないし、責任を負う迫力や気力が無ければ続いていかない。
ビジネスにおいては明確な獲物、言い換えればマーケットが設定されていなくてはならない。
これは顧客や世の中が必要とするものや潜在的に求めているサービスなどをつかみ取るということを意味する。
同じ時代に生きている人間が何に関心を持っているのか。どこでどうすれば必要なものが必要な場所へ届けられるのか。
いつもアンテナを張り巡らせていなければ、競争から振り落とされていくだろう。
そうやって正当な手段で汗水を流して利益を得て慎ましやかに生きていくこと、これが働くということだと思う。
結果的に巨額な富を手に入れることがあっても決して狙って一獲千金や、濡れ手に粟の様なビジネスをしてはならない。
ほんの一時だけ利益を上げて経済界の地道な活動をひっかきまわしても、結局はその秩序から制裁を受けることになるからだ。
新入社員から定年になるまで、35~40年間を無謀な事をしたら維持できない。
しかし気力を失えば失墜する。
着実に走ることを丁寧に続けることが必要だ。
(ある書籍の記述を再構成したもの)
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