40過ぎのおっさんがバイクでマスツーリングに初チャレンジした話

公道チャレンジ3回目は、マスツーリングのお話です。
今回のお話はいつもと少し趣向が違いますので、楽しい話を見たい人は飛ばしてもらったほうがいいかな。

バイクとゴルフは「始めた」と聞くとわらわらとお誘いが来ます。
そもそも私がバイクに乗るようなキャラではなかったと言うのもあるのか、免許取得後に何人かにお誘いをいただきました。
ただ、マスツーリングには良いイメージがありません。
人のペースに合わせて無理して走るので、疲れる、危ない、というのが一番ですね。 もちろん運転テクニックもそうですけど、そもそも排気量が違うとパワーが違うし、個人的な適性スピードも違います。
私はまだまだ初心者だし、250ccなので、少なくとも大型バイクの集団と走りたいとは思いませんが、周りは大型バイク乗りばかりで・・・
もちろん合わせて走ってくれるとは言いますが、そこで気を使ってもらう時点でなんか、「私と一緒でなんか楽しいの?」とか思ってしまいます。

「話し好き」「バイク好き」なら、マスツーリングはいいと思います。
「気の合う仲間だけで行く」マスツーリングも、いいと思います。
私は「話し好き」ではないし、「バイク好き」でもないし、知り合いはいても仲間と呼べる人は多くありません。
ただ、自然を感じてバイクで走るのを楽しみ、気ままに観光を楽しみたい。
疲れたら引き返すし、途中で目的地だって変えたい。
私は基本的に、ソロツーリング向けの人間なのです。

とは言えそこは社会人。 一度くらいはお付き合いも必要だろうということで、前置きは長くなりましたが、マスツーリングにチャレンジしました。

今回参加する気になった理由は
1.自分以外に250ccライダーが居る
2.遠方からの合流なので、途中区間(100kmくらい)だけ付き合えばいい
3.自分が初心者であることを知った上で、配慮はしてもらえるメンツ
4.知った道である
5.メンバーはみんな結構年上

逆に懸念点は
1.とは言え大型バイクが多い
2.知ってる人は5人中1人しかいない
3.先週と先々週通った道なので新鮮味がない
4.2日前のゴルフで筋肉痛がひどい上に朝下痢をした

と、こんな感じです。
体調についてはある程度回復したので、多分大丈夫でしょう。
もともとソロで行く予定だった場所を集合地点にしたのですが、向こうが先についていたこともあり、着いたと同時に同じ道を引き返します。
もう少し休憩と観光したかったなぁ、そんな気持ちを飲み込みつつ。

昼が近かったので、昼食。
おすすめの店を聞かれましたが、知っている店は、明らかにこのメンバーには合わない感じだったので、とりあえず駅前に止めて、蕎麦屋へ。
みんなはカツ丼だの天丼だののセットを食べる中、自分だけ単品。まぁ、お腹の調子が怪しかったというのもありますが、みんなよく食べるなぁと。
おそらく50台後半から60過ぎでしょうからねぇ・・・

当たり障りのない会話をして店を出ます。もう少しバイクに詳しければ、みんなのバイクについて話題も振れたんですけど。
そしてガソリンスタンドへ。
ここでようやく自分のバイクの燃費がわかりました。20ちょいかな。
そこから目的地に向かう道は、普段の自分の行動的に通る必要のない道だったので、新鮮な気持ちで走れました。
知り合いでありベテランの人が最後尾についてくれて、自分はその前。
自分でもついていけるぐらいのスピードで走ってもらってます。
おそらく、普通のバイク乗りの人は、前に車がいたら抜かしていくと思うのですが、そこを遠慮して走ってくれているのがわかりました。

程なくして、先週通った道に合流します。
先週驚いたトンネルも、今回は平気です。
峠は先週よりスピードを出した状態でのチャレンジですが、何とかクリア。
気持ち的に先週よりも早く、目的地に到着しました。
今日もまだ、紅葉には少し早い風景。
先週よりは車の数が多い気がします。
バイクをずらっと並べて、記念撮影。
少し薄くなってきたなと思っていた自分の頭髪が、まだまだイケている錯覚に陥りました。

峠を下り、市街地に入るところで一旦止まり、仲間たちと分かれます。
スマホスタンドとシートバッグをつけたけど、今回は使わなかったな。
どこかに立ち寄ろうかと思いましたが、まっすぐ帰宅してバイクをしまい。
家に置き去りにした嫁を連れ、車でソフトクリームを食べに出掛けました。

次回は、もう少し距離を伸ばしてみよう。

できれば、ソロで。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?