40代新人ライダー 北海道ツーリング日記 23.07.09 天人峡の廃ホテルを目指して
さて、今回はツーリングとしての要素は少なめかもしれません。
ですので、いつもと少し経路が違うことをご了承ください。
本日の旭川の気温は32℃です。
流石にバイクでも、ジャケットを着ると暑い気温です。
こういう時こそ、地上より気温の低い山を攻めることにしました。
今回の目的地は隣町の東川の奥にある天人峡温泉。
メインの目的は、廃業して取り壊しの決まった天人峡の廃ホテルを見にくことと、その奥にある羽衣の滝を見に行くことです。
昼の1時にスタートしまして、大体4時頃帰ってくるコースですね。
まずは便宜上、セブンイレブンスタート。
こちらのセブンイレブンは隣にABBTさんというバイク屋があります。
東川線をゆっくりと東川の町の方へ。
流石にバイクで走っていても、涼しい感じはしません。
東川の道の駅辺りまではバイクもそこそこ見ますが、その先は・・・
旭岳温泉か、天人峡か、美瑛に抜けるか。
去年攻めたチョボチナイゲートに抜ける道もありますね。
天人峡はあんまりバイカーには人気ないかもしれません。
道も穏やかだし、どうせなら旭岳方面のほうが色々あります。
それでも、だからこそ、ちょっと立ち寄ってみるぐらいの距離なので、興味があれば是非。
そもそも天人峡は2010年に大雨によるがけ崩れで陸の孤島化し、復旧はしたもののその影響もあって当時4件あったホテルは現在1件のみ。
しばらくは観光名所である羽衣の滝への道も封鎖されていたり、2018年に再び大雨で道が崩落したりと、観光客は減る一方でした。
廃業した3件のホテルのうち、パークホテルは解体済みで、残る天人閣と天人峡グランドホテルが、今年始めに解体の方針で決まり、6月頃から解体が始まるとのことでした。
多少は思い出のあるホテルではありますので、解体前にひと目見ておこう、というのが今回の趣旨です。
旭岳方面との分岐を天人峡川に曲がってすぐ、途中、不自然に車幅が広い道がありました。おそらく、ここが増水で崩落した部分だったのでしょう。
ここからは10分程度で天人峡に着きます。
途中のトンネルはかなり涼しかったですね・・・
1つ目のトンネルを抜けたところでパラパラとにわか雨。
2つ目のトンネルを抜けるとすぐに、駐車場があります。
車両で侵入できるのはここまでです。
駐車場には20台近くの車が止まってました。バイクは0。
山の上とはいえそこそこの気温があります。
駐車場の横に足湯がありましたが・・・まぁ、今日はちょっと(笑)
歩道を歩くとまず、天人峡グランドホテルが見えました。
天人峡グランドホテルは最初に廃業しただけあって、結構荒れてます。
まぁ、侵入者も多いんでしょうね・・・
ちなみにこの道は羽衣の滝に抜ける道なので開放されています。
橋を渡って、天人閣の方へ。
2つのホテルを抜け、いよいよ山道へ。
なだらかな砂利道ですので、大した装備はいりません。
ということで、羽衣の滝に到着!
本格的なカメラを構えた先客がいたので、早々に引き返します。
最後に足湯の脇から一枚。
幸い雨は大降りにならずにすみました。
故に、足湯には入らず岐路へ。
忠別湖を挟んで行きとは違う道を通ったのですが、途中望郷広場とか言う場所に立ち寄りました。
ちなみにダム自体を見たいのであれば反対側の管理所に寄るか、この先にある忠別ダム堤頂広場がおすすめです。
あとは来た道を戻り、春先に気になって寄らなかった揚福へ。
お土産にドーナツと天ぷらかまぼこを買って帰りました。
ちなみに揚げたてを出してくれるので、今日みたいに暑い日じゃなければその場で食べるのがいいかと思いますね。
ということで、今回はちょっと近場で。
前回がど定番だったので今回は変化球です。
天人峡あたりが標高800mでコレぐらいの気温ということがわかったので、三国峠も大丈夫かな・・・って、標高1400mもあるのか、三国峠。
去年は層雲峡すぎでエライ寒い思いして引き返したので、なんとかチャレンジしたい。