40過ぎのおっさんがバイクで峠に初チャレンジした話

バイクチャレンジ第二回です!
一回目の次の日から、4日くらい内股が筋肉痛でした。
思ったよりも体に負担がかかっていたようです。
走行距離としては50km、1時間ちょっとでした。
まずは、体を慣らすことが必要だと思いましたね。

さて、第一回から1週間ほど経ちまして。
途中連休とかあったんですけど、天気に恵まれなくて・・・
連休最終日ですが、良い天気なのでいざお出かけです。

本日の目標地点は、チョボチナイゲート! の先。
1、2年位前からぼちぼち知名度の上がってきた、1年のうちで1ヶ月ぐらいしか通れない道道です。
本当は峠なんてまだ早いとか思ってたのですが、直線ばっかり走ってても上手くはならないかな、と。

ゆったりと東川線を走り、旭岳方面に進みます。
ここは直線だし大丈夫だろうと思っていたら、最初の試練が。
道路工事による砂利道です。

と言ってもまぁ、区間も短く直線なので、普通にクリア。
これ、カーブとか想像したくないですね。
東川の道の駅を越え、大雪遊水公園で休憩・・・しようかと思ったのですが、なんかバイカーいっぱいいたのでスルーしました。
何でしょうね、この感情。 所詮は引きこもりだからでしょうか。

ちなみに昨年初めて遊びに来たときは、異常気象でほとんどの水が干上がってました。 のんびり散策するにはいい場所ですよ。

で、忠別湖の北側を回る方に曲がりまして、忠別ダム管理支所でひとやすみ。 ここにもバイカーいっぱいいたけど、離れて隅っこの方に停まります。 ちなみにここはダムカード配布してます。

地図を確認し、チョボチナイゲートまではもう少し距離があることを把握。
先にいたバイク集団が反対方向に進んだのを確認して、いざ。
林の中を走ると、結構虫が飛んできて痛いなぁと思っていたら、不意打ちに試練が。 トンネルです!

え、トンネルなんてあったっけ、トンネルはまだ怖いから避けようと思っていたのに、あれ、ライトのボタンってどれだ? などと様々な感情のままトンネルに突入。

寒っ!

初トンネルの感情は、寒い! に尽きました。
暗いとか臭いとか、そんなことはどうでも良く。 
外気温20度ぐらいあるとはいえ、トンネルの中は結構な寒さでした。
トンネルを抜けたあとのところで、突風に煽られるというシミュレーターのトラウマを思い出したので、少し減速してトンネルを抜けます。
まぁ、山道なのでそこは大丈夫だとは思いましたが。

トンネルを抜けて程なくして、チョボチナイゲートの入り口が。
しかし、トンネルショックから回復したばかりの私は華麗に通り過ぎます。
いや、思った以上に狭い入り口でした、ここ。

少し進んでからUターンして、改めて入り口へ。
ゲート前の写真取ろうかと思ったのですが、先客がいたのでそのまま奥へ。

こちら側の道は、センターラインのない細い道からのスタートになります。
当然すれ違うのも大変なので、スピードはゆっくり。
そう、ゆっくりなので安全なのです。
そういう意味では意外と初心者向け。 そう思って来たわけです。

とは言え暫く進むと道も広くなり、自然とスピードも上昇。
少ないとは言え車も走っており、ある程度のプレッシャーを感じながら進みます。

ここかな、と思った橋はハズレで、本命の嶺雲橋は一つ奥に有りました。
停っている車やバイクがいっぱいいますので、わかりやすいかと。
他のバイクに習い橋の途中で一時休憩。

まだ紅葉には少し早かったみたいです。
周りのバイカーの姿を見ましたが、大体年上っぽい感じでしたね、、、
とりあえずの目標は達成したので、先に進みます。

道路の方はすっかり広くなったので、速度はそこそこ。
とは言え、法定速度キープの私は、颯爽と他のバイクに抜かれます。
瑞穂ゲートを左に曲がり、ペーパン川を旭山動物園方向に下ります。
そういえばこの川、今年大雨で氾濫してた気がする。 それはさておき。

途中、ついに来たか!という場面が有りました。
対向車線を走るバイク人が、さっと左手を挙げてこちらに挨拶を!
いつかは来ると思っていたこの場面。
もし挨拶されたらどっちの手を上げるんだろうとか考えてましたが、いざ走っている時には「左手しか挙げる余裕ないわ」という事に気づきました。

スッ。(左手を揚げる音)

この時、私は北海道のバイク乗りの一員になった気がしました。
いい気分のまま、田園風景を抜けていきます。
旭山動物園の裏の道へと差し掛かり、命日も彼岸も忘れていた母親の墓の脇を抜けて行きます。
今私がバイクに乗っていると知ったら驚くだろうかなぁなどと思いつつ、久々の信号待ち。
信号が青になって、右折を、、、あれ、進まない。
焦る私。 後ろには車。 よく見るとニュートラルに入ってます。
慌てて1速に入れると、それなりに勢いよく発進!
危うく「だるま屋ウィリー事件」になるとこでしたよ。 怖っ。

ある程度市内に戻ってきたので、一旦コンビニで一休み。
バイクを止めて、ヘルメットを脱いで、、、
どこにかけたらいいんだ、ヘルメット。
とりあえずあご紐を右ハンドルに引っ掛けて、コンビニへ。
比布方面にでも行ってみようかなと思いつつ、コーヒーを飲みます。
一段落したところでさぁ出発! ・・・?
あれ、エンジンが掛からない。 なぜだ! 焦る私。
よくよく見ると、キルスイッチが入ってました。
ヘルメットをかけた時に、スイッチが入ったみたいですね。
スイッチを戻して、無事エンジンが掛かりました。

比布方面を抜けて塩狩峠に向かうところで、体に違和感が。
なんだか急に股関節周りに疲労を感じました。
このまま進んではいけない気がして、途中で引き返します。
距離数的には前回とあまり変わっていないのですが、時間は既に前回を越えています。
当麻の市街地を抜けて、旭川市内へと戻ります。
途中、またしても道路工事中の砂利道にあたります。
しかも今回は結構なくぼみが有り、更に濡れてたりします。
まぁ、直線なので大丈夫でしたが、、、それでも結構な衝撃が。

結局3時間100kmの旅を、今回も無事に終えることが出来ました!
全身に程よい疲労感を感じます。
前回の教訓として、ステップの足の乗せ方を工夫したので、今回は足首は大丈夫でした。あとは、明日以降どこに筋肉痛が出るかですね。

家についてバイクを停めた時に、バイクが泥だらけなことに気づきました。
ああ、道路工事の道のせいだ、、、
手の届く範囲で拭き上げをして、ヘルメットに付いた虫の死骸をきれいに拭き取って完了です。

次回は、、、再び富良野方面かなぁ。
留萌に行く体力の自信はないかな。


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