『時実新子全句集』を1年分ずつ読むnote #2

子を叱りすぎると母に叱られる
悲しさにぐしゃぐしゃぐしゃと顔洗う
七月の街は裾から燃えて来る
笑わすと痛い病人笑わせる
旅はよしさもんぴんくの雲が好き

『時実新子1955〜1998全句集』より

1956年、新子27歳の267句から5句引用しました。

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