「冬の登山」について

今年に入って、気づけば毎週山に登っていました。カメラにはまったことは以前書きましたが、撮影対象のメインが山の風景となりました。カメラにはまったと同時に登山にもはまったということになります。

山に登ればこんな風景が撮れます。綺麗ですね。綺麗な風景が撮れるので、山に登ります。人のいないところでカメラを使いたいので、登山も特に早朝にスタートします。YAMAPというアプリでGPS機能を使いながら登っています。他の人の記録も見れるのですが、だいたい皆さん8時以降に登り始めていますね。私はそれよりも2時間早く行動しているので、誰にも会わないことが大半です。

私の住んでいる所の山は高くても1200mくらいで、この高さは一般的に低山に分類されます。冬の山中は腰まで雪が積もることもありますが、私が登った時の降雪量は大抵の場合、膝上くらいでした。
雪山というものは今年に入って初めての体験ですので、事前に調べたり、実際に体験したりして装備を揃えました。カンジキ、チェーンスパイク、杖、脛カバー、カッパですね。結局、買ってよかったのは杖とカッパです。高山ではないので、ガチガチに雪が固まっていることはあまりなく、足許の装備は長靴で十分でした。カンジキは斜面では扱いずらいです。杖は、3本目の足として大変よく機能してくれました。雪にはまっても、踏ん張りが効いて脱出に役立ちます。

登山を続けてきて良かったのは体力がついたことです。最初は息が切れ切れ、足は棒になっていたのが今では楽々登れるようになりました。今は雪が融け、山中も過ごしやすくなってきました。これからは山にいる時間をどんどん増やしていこうと思っており、最終的には数日間滞在するということを目論んでいます。やはり、時間帯により山の風景が変わっていくので滞在時間を増やせばそれだけ良い写真が撮れるだろうという魂胆です。それと単純に山にいるのが楽しいと感じているからです。ひたすら歩く行為を続けているだけで楽しいです。これは私の特性である「体の感覚を重視する」ことにつながっています。これに関しては他の記事でも書きました。仕事や趣味において、自らの体を動かして感じる感覚を得ることが快楽になるというこです。山の中を歩くということは足のみならず全身を使うので、私にとってとても楽しいことなのでしょう。

どんどんカメラを使い、どんどん登っていきます。


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