「仕事における快楽」について
私の仕事は体を使う仕事なのですが、私自身の見た目はやせ型の眼鏡なので、似つかわしくはないです。この見た目でこの仕事内容が意外だといわれたことがあります。
なぜ体を使う仕事をしているかというと、この仕事をするうえで、受ける快楽が多いからです。何と比べているかというと、他の業種です。営業、事務、接客等。人に対する仕事に比べると、モノに対する仕事の方が面白く、気持ちがいいと感じる。
人とのコミュニケーションによって、物事を決定していく。またその過程自体が、好きな人もいるでしょう。こちらの提案をいかに飲ませるか。どの程度まで妥協できるかというゲーム性。コミュニケーション自体が好きな人も。
接客だと単純にお客からの感謝の気持ちを受けると気持ちがいい。
数字を追うことが気持ちがいい場合もありますね。
時間内にどれだけの書類を効率的に処理できるか。自分の中で作業工程を組み立て、どれだけその通りにこなせるか。想定外のことに対しての処理がうまくいったときの快楽。
私はモノに対して仕事をするときの快楽が大きいのです。締め付け、切断。作業の一つ一つが気持ちいい。これは単純に肉体的快楽とたいへん近いものだと思ってます。達成感、充実感というよりも快感という言葉が一番近い。快感の受容体がでかいのでしょう。そうか?
もちろん違う感覚も大事です。一つの作業が終わり、完成品が目の前に現れた時の達成感。完成品という目でわかりやすいのがいいですね。また、短期間でできるのもいい。気が短いのです。
肉体的なもの以外でいうと、作業工程を考えることも好きです。今回はこれとあれとそれが必要で~どこから手をつけようか~。今日はこの人と一緒に作業するからあの作業から手をつけるよな~。これを待ってる間にあれができるな~。など、想定します。その通りに進めば気持ちがいい。
営業や接客はとんと向いてない。気が短く、我が強いからです。これらの特性はあまり表面上に出てこず気づかれていないかもしれません。しかし、こちらの意見があんまり通らないとけっこう根に持ちます。あと単純にコミュニケーションが下手。
モノは喋らないからいいですね。モノ大好き。
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