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【映画鑑賞】ヴァチカンのエクソシスト(ジュリアス・エイヴァリー監督)


 若い世代から時代遅れと考えられている悪魔祓い。その長を務めるガブリエル・アモルトは教皇の命令で、スペインで悪魔付きが疑われる少年の元へ向かう。

 冒頭で社会派の映画なのかと思っていたが、がっつり悪魔がスーパーパワー使う感じのホラーだった。それとちょっとした謎解き冒険感もあって結構てんこ盛りな映画。
 
 主人公アモルトは見た目のいかつさからは見えないユーモアがあり、そして弱点もある。強そうな主人公のお手本の様なキャラクター。
 そして相棒となる若い神父トマス・エスキベルの成長譚でもある。

 総合的にカッコいいエクソシストではなく、結構泥臭めなエクソシストなのは良かった。 
 そして、エクソシストと言えばのお約束の様なシーンもあってよし。

 100分ちょいの映画ですが、結構面白かったです。 

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