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脱毛日記07 ルビコン後

週一回、土曜日に脱毛機はスムーズスキンのbare plusを使用しているが、今週末にて6回目完了。まだ効果は実感できず。

僕の毛穴の生命力が逞しいことは、喜ぶべきかかなしむべきか。

いずれにせよ、両の手足からは日々ムダ毛が伸び続けている。剃毛翌日には手で撫でるとザラザラし、その翌日にはチクチクしだす。

柔らかく厚手の生地の服を着てれば気にならないのだが、そうでない場合は結構ヤッカイな状態になってしまう。

今回は短パン姿で電気カーペットの上にアグラをかきトランプ遊びに興じていたら、太ももの裏側がチクチク刺激と汗でカブレテしてまった。

幸い、よく洗ってから薬をつけたので翌日には快復したのだが、剃毛を繰り返し、脱毛器をあて続けている肌は非常に敏感であり、扱いを気をつけなければならないことを痛感させられた。

もはや、剃毛前の時のようなかって気ままな自堕落ライフは望めないのだ。怠惰は肌荒れを、撤退はケムクジャラを意味する。カエサルがルビコンを渡ったように、僕はカミソリを脚にあてることで行動を起こした。僕の活動は孤独であるが、同じ思いをもつまだ見ぬ同士の期待を感じることができる。

我々は体毛がなくなるという勝利を掴むその日まで、前を見て弛まぬ努力を続けるしかないのだ。



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