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Stable Diffusion 基礎

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Stable Diffusionの操作説明のメモです。
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2023年10月の記事一覧

類似画像を生成できる『IP-Adapter』の使い方 / Stable Diffusion

『IP-Adapter』とは指定した画像をプロンプトのように扱える技術のこと。 細かいプロンプトの記述をしなくても、画像をアップロードするだけで類似した画像を生成できる。 実際に下記の画像はプロンプト「1girl, dark hair, short hair, glasses」だけで生成している。 イラストだけでなくアニメーションの生成時にも役立ちます。 ControlNetの導入IP-Adapterを使うためには、ControlNetの拡張機能を導入する必要があります

ランダムで一括生成できる、『ワイルドカード』の使い方 / Stable Diffusion

便利すぎる"ワイルドカード"とはポーズや髪色・洋服などを色んなパターンで生成したいとき、毎回プロンプトを記述するのはとても面倒。 そんな時に"ワイルドカード"を使えば、ランダムに複数のプロンプトを組み合わせて自動で生成してくれる。 たとえば"髪色"の場合、「黒色、ピンク色、ブロンド色、グレー色」 "洋服"の場合、「水着、ワイシャツ、ワンピース、ドレス、制服」 など記述したプロンプトの中からランダムに組み合わせて生成してくれるイメージです。 Dynamic prompts

一括で編集できる『バッチ処理』のやり方 / Stable Diffusion

一括で複数画像をまとめて指示できる、『バッチ処理』のメモ。 作業を格段に効率化できます。 バッチ処理の流れimg2imgのタブをクリック → バッチをクリック バッチ処理したい画像を用意する。 今回は以下のリアル系モデル画像4枚を、アニメ系モデルに一括で変換していく。 /stable-diffusion-webui/outputs/txt2img-imagesのファイルの中に、 ①バッチ処理したい画像が入ったファイル ②バッチ処理後の保存先のファイル の2点を追加す