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八丈島は「学びアイランド!」

八丈島は学びアイランド!

飛行機で最短55分のフライトで到着する、海あり山ありの魅力的な島、八丈島。八丈島は「学びのキャンパス」。私たちは、八丈島の牧場で「農林水産」の職業体験を通じて「私たちと地球の繋がり」を学びます。

かつて八丈島は酪農王国と呼ばれた時代がありました。

一度は廃れてしまった島の酪農を再生させるため、「ゆーゆー牧場」では、放牧スタイルでジャージー牛を育てています。子どもたちは、この「ゆーゆー牧場」で、さまざまな酪農体験をします。

八丈島の「ゆーゆー牧場」で酪農体験をする。

自然を感じる牛乳をつくる牧場

島唯一の酪農家『ゆーゆー牧場』には牛舎はありません。牛たちは島で育つマグサ(八丈ススキ)を食べて、雨が降ったら森の中で過ごし、出産も思い思いの場所で行います。たくましくのびのびと暮らす牛たちから搾られる牛乳からは、自然の豊かな味わいを感じることができるのです。牛の食べる飼料づくりから、酪農、乳製品の生成まで一貫して島でおこなっている牧場です。

こだわりの離島酪農を実現

八丈島はかつては「酪農王国」と言われるほど酪農が盛んでした。しかし、産業構造の変化の中で次第に衰退し、現在の八丈島の酪農経営は、ゆーゆー牧場だけになっています。2012年より山地酪農・放牧酪農の実現のためジャージー牛を育て始め、ゴルフ場を開拓しながら牧場を拡大。牛をたくましくのびのびと育て、良質の牛乳を搾る「自然放牧」にこだわった、新しいスタイルの離島酪農を作り上げています。

生産者の想いを知る

ゆーゆー牧場では、消費者が「美味しい!」と言ってくれることを想像しながら、日々仕事をしています。牛が産まれてから、育て、搾乳・屠殺し、製品が消費者に届くまでが酪農・畜産です。その過程では、消費者に美味しいものを届けるために、途方もない気持ちと努力が費やされています。

感謝を実感できる子を育てる

私たちはこのような環境に身を置き酪農体験することで、1本の牛乳がどのような想いと労力で作られたかを知ります。そうすることで、その1本の牛乳を「心から美味しい」と感謝しながら飲むことができるようになるのです。

自分の身のまわりのモノに「ありがとう」と思える気持ちは、「農林水産」を学ぶことで養われる。この軸(経験・感覚)を持って、様々な社会問題に意見を持ちたい。そのような子を育てます。

 農林水産を学んで地球とのつながりを理解する

社会問題を(対岸の火事ではなく)身近に感じるためには、その問題を自分ごとにする(オーナーシップを持つ)ことが大切です。特に環境問題においては、「私たち」と「環境問題」を繋ぐために必要なものは「農林水産」の体験だと考えています。

本物プロジェクトは、「農林水産」の体験を通じて、環境問題を自分ごとにできる(オーナーシップを持てる)人づくりを目指しています。



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