倉田隆盛

教育、福祉制度について研究。イジメ、体罰、虐待をはじめとする子供・若年者の人権、DV、ひきこもり、精神障害など。生活保護受給者。化学物質過敏症。毒親育ち。支援措置(住所を閲覧できない)をしてます。慢性疲労。強迫性障害(不潔恐怖症)。

倉田隆盛

教育、福祉制度について研究。イジメ、体罰、虐待をはじめとする子供・若年者の人権、DV、ひきこもり、精神障害など。生活保護受給者。化学物質過敏症。毒親育ち。支援措置(住所を閲覧できない)をしてます。慢性疲労。強迫性障害(不潔恐怖症)。

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  • 若年者の人権など

    イジメ、体罰、虐待、DV、など扱います

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剣術のことなど、黒田鉄山師範のご逝去

振武舘(しんぶかん)第15代宗家 黒田鉄山(くろだてつざん)師範が3月3日亡くなられました。享年73歳。剣術、棒術、柔術、居合術等の宗家として、古武術を伝えてきた方です。 剣術の発生と発展について、記事にしたいと、考えていたところ、黒田師範の訃報がもたらされ、あらためて、日本の剣術について、ここに記事として投稿します。 剣術の歴史に触れるにあたり、まず、武士の歴史について触れておきましょう。 武士の源流をどこに求めるのか、ということですが、古代の日本にある頃、入植した集

    • 児童福祉の拡充を。それでも学校にできることは。

      若年者の人権のことを考える時、私は家庭、それも幼児がいる世帯のことを強く意識します。幼少時の親の日常の接し方がその人物の表情、他者との関わり方、クラスでの地位、性格、その後、何十年、続く親子の関係、そうしたことを決めてしまいます。 親子が笑顔で会話がある、夫婦の関係も良好で、親が子供の前で不機嫌な振る舞いをする場面が全くない、そうした家庭で育った人は温厚な人になっていくでしょう。 近所の子、兄弟、同級生との関係でも、イジメの当事者になりにくいし、問題行動も起こしにくい。ま

      • 学校を変えよう。業務の簡素化のこと。

        教員の志望者が減少していることを受けて、文科省による企画として、教員の魅力を発信してもらおうと、SNS,Xでは教員アカウントによる「#教員のバトン」なるハッシュタグのついたポストが散見されました。 しかし、その内容は魅力どころか、現場の教員の辛苦を訴えたものばかり。実際、ある時は教員の過労死が出る状況を踏まえ、ある教員が会見を開き、学校行事の削減を訴えていたものです。 明治初年に義務教育制が始まり、以来150年。江戸時代の藩校や寺子屋、民間の学塾の発展形として始まったであ

        • 安全な社会の確立、家庭内への介入と精神医療の充実

          その人が亡くなった時にどれだけの人が葬儀に集まり、また、どれだけの人が涙するか、それがその人の評価の軸のひとつでしょう。 私の親族が亡くなった時、彼は高校生でしたが、葬儀の場には高校の同級生はもとより、中学の時の同窓生達も参列し、告別の辞には彼の友人代表が涙で声を詰まらせながら、話していたものです。 ジャニー喜多川氏が亡くなった際、葬儀の場で氏が経営していた事務所に所属するタレントで中指を立てる人がいたとか。それが氏の評価なのでしょう。 安倍晋三氏の場合、保守評論家の方

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          デキる教員の条件、優しさと校則の話

          私が注目する、尊敬する教育者の特徴として、校則、体罰、怒鳴る指導、叩く指導は出てきません。また、生徒や保護者を敵視することもないし、部活が好きな方もいません。 そうではなく、学校は楽しく、授業は面白く、そして、褒める指導で臨みます。それが結果として、不登校が減る、問題行動が減る、進学校への合格者が増える、高校であれば、中退者が減る、卒業後の進路を決めて、卒業する子が増える、そうした正の効果をもたらすのです。 体罰をしないと生徒から舐められる、生徒が増長する、体罰があるから

          デキる教員の条件、優しさと校則の話

          ケミカル溢れる社会へ苦言。「香害」を訴える。

          私は化学物質過敏症です。18歳、高校までは何ともなかったのだけど、高校を卒業して、大学1年あたりから、異変が現れます。まずはシャンプーをすると、頭皮が痛くなる。原因がわからない、シャンプーを使う頻度を減らし、やがて、シャンプーを使わなくなります。 それから整髪料、これを髪につけると、そこから何時間でも気分が悪いまま。やがて、整髪料も使わなくなります。どうも自分は化学物質過敏症らしい。そのころ、テレビでその存在を知ります。 幼少からアトピー性皮膚炎やアレルギー性鼻炎、スギ花

          ケミカル溢れる社会へ苦言。「香害」を訴える。

          共助の拡大のこと

          不登校を考える時、最初は民間がフリースクールとして、不登校生の受け皿を担い、やがて、行政が適応指導教室として、後に続く。また、フリースクールから発展した私学が登場すると、行政は不登校特例校を設立する。 そして、最近の傾向としては、自治体がフリースクールと提携して、そのノウハウを公立学校の運用に反映させる取り組みを行っています。こうした教育の分野で民間と行政が補完しあう関係があるわけですが、福祉一般でもこうした関係を広く構築できないか。そうしたことをずっと考えています。 人

          共助の拡大のこと

          幸福の条件とは

          最近のXの投稿から、印象に残った部分を抜粋、引用します。 『昔は大金持ちとか超絶美人とかすごい才能とかがある人は幸せだと思っていた。 でも真実は違った。 親に愛されてるか否か。 シンプルにこれで決まる。』 『中学の時にどう見ても不美人の子が己を大切にしてて、自信があってしっかり発言してて、どうしてだろうなって思ってましたが親御さんに愛されてたんだろうなって思いました。』 これらの投稿は幸福の条件とは何か、の最終的な解答でしょう。ずっと毒親育ちで苦しんできた人が考え続けた

          幸福の条件とは

          福祉事務所との確執のこと

          私は現在、生活保護を受けているわけですが、今の担当のケースワーカー氏からのハラスメントがあり、福祉事務所に対し、担当の交代を申し入れたのですが、課長から「きりがないから」の一言で断られます。 これを受け、保護の申請の際にお世話になった方に同伴していただいて、福祉事務所に行き、意見を具申したことが今夏にありました。交代は実現はしませんでしたが、一言、苦情を申し入れ、担当氏に当方の考えは伝えた次第です。 担当氏は昨年から3カ月に1度、訪問されるのですが、初回の訪問時に私に言っ

          福祉事務所との確執のこと

          都知事選を振り返る

          今年の都知事選、主要候補の1人、田母神氏は10年前、2014年の都知事選では原発推進を掲げ、SNS上では一部の層から熱い支持を受けていました。あの時は、脱原発を掲げる元首相の細川氏が立候補し、それを応援する、こちらも元首相の小泉純一郎氏が並び立ちます。 SNSでは、当初、「原発は都知事選のイシューではない」「東京都は原発立地県ではないのに」との意見が散見されましたが、日を追うに連れ、論調が変化し、原発に肯定的な田母神氏を推す声が強まりました。ある大手紙の社説では「原発は悪な

          都知事選を振り返る

          虐待への介入、親への治療。DVと虐待はメンタルクリニックへ

          子ども家庭庁が発足して、日が経ちますが。家庭庁に期待したいこと、それは、各県ごとに組織を設け、そこに属する職員を公立私立の小中高校に配置することです。 この職員を学校支援員としましょう。県の部局には警察官や児相の職員、弁護士を配置すべきでしょう。また、休日は無しで。児相は平日しか対応していませんが、虐待の対応に休日があってはなりません。 学校支援員は平素から学校にあって、巡察し、生徒の様子を見て、あるいは話しを聞いていきます。すなわち、イジメを、体罰を、虐待を、受けていな

          虐待への介入、親への治療。DVと虐待はメンタルクリニックへ

          司法と精神医療の充実を DVや虐待への対応として

          若年者の人権の話。イジメ、体罰、虐待と考えるうえで最も難しいのはどこなのか、と言えば、虐待、それと親和性の高いDVでしょう。 埼玉白岡の事案 2022年、埼玉 白岡。当時15歳の少年が同居する母親の内縁の夫からの暴行で亡くなりました。その男は生活保護を受給しながら、改造したハイエースを所有(不正受給でしょう)。自分の連れ子と内縁の妻の連れ子のあわせて、8人の子供と暮らしていました。 暴行を受け亡くなったのは上から2番目の子。幼い弟や妹の世話をし、学校にも通っていなかった

          司法と精神医療の充実を DVや虐待への対応として

          学校改革のこと

          子供の人権を考えるとき、イジメ、体罰、虐待が3大案件となるわけですが。まず、イジメについて。さしあたって、イジメが起きにくい環境をつくりましょう。 すなわち、「生徒が集団で行動する場面をほとんどなくす」「生徒を相性でクラス替え、席替えをしていく」「生徒に対する様々なストレスや負担を解消していく」この3つです。 小中高校大学と振り返って、大学ではイジメをほとんど聞かないのは、大学の特性として、高校以前に比べて、生徒が集団で行動する場面がほとんどない、生徒が誰かと組んで作業す

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          サブカルにみるジェンダーロールの変遷 女性の政治への進出のこと

          昭和末期から現在までの漫画におけるジェンダーロールの変遷と政治における女性の進出のことについて考察してみます。 戦前までは義務教育は小学校まででしたが、戦後、ほどなく中学までが義務教育となり、70年代になると、義務ではないものの、高校も増え、高校進学率が98%以上となります。 誰もが、当たり前に高校に進学する時代になると、荒れる高校が話題になります。その話はやがて、不良漫画となり、80年代、漫画における一つのジャンルを確立します。 90年代になると、少年誌から不良漫画が

          サブカルにみるジェンダーロールの変遷 女性の政治への進出のこと

          不登校をめぐる意見

          「お子さんを登校させないと、卒業できませんよ」 教員から不登校の保護者に発せられるセリフでよくあります。義務教育だから、1日も登校しなくても、手続きさえすれば、自動的に卒業できるにも関わらず。他には、「家庭が居心地がいいから、子供は学校に来なくなるんです」というのもありがちなセリフです。 登校させないと、卒業できない、と伝えてくる。教員にはそうやって、登校させるよう圧をかけてくる人がいます。端的な例になると、担任が車に自宅でやってきて、生徒を車に乗せて、学校に連れていく事

          不登校をめぐる意見

          共同親権への危惧。孤立し、苦しむものへの関与を。DV外来の義務化を。

          共同親権法案が参議院を可決しました。なんてこった。施行は2年後だそうで、これから廃案に向けて、尽力しなければなりません。 推進派は法案の可決を優先するあまり、条文をわざとあいまいなままにして、通りやすくし、強行採決をはかったようです。 共同親権を推進する側、とりわけ推進派の国会議員たちの意図はどこにあるのか。日ごろ、SNSを追ってるだけではよく見えてこないのですが、どうも、私の憶測のままに書くと、表向きの理由とは別の格別な事情があるのでは、とないかと想像しています。その意

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