埋もれたロック名盤など…#3
Rick Derringer / All American Boy
リック デリンジャー / オール•アメリカン•ボーイ
1973年リリース
ある日、夢中になってたアーティスト
ジョニー・ウィンター、エドガー・ウィンターらのギタリストとして共に活動していたリック・デリンジャーに出会いました。
正確には深夜の番組で遭遇したエドガー・ウインターグループのライブショウで発見。
小柄でちょっとスージー・クアトロっぽいガーリーロッカーな風貌ですが、そのギタープレイとシャウトする声はイイ感じにブルージーに歪んでました。
ご存知の様にエドガー・ウインターは鍵盤、SAX、パーカッション何でも超絶上手い天才です。
その彼等をプロデュースする立場でもあったわけですからその才能たるや相当ハイレベルだったのでしょう。
やはりその後プロデューサーとしても多くの仕事を残しています。
この人はやはり、
デビュー・アルバム『オール・アメリカン・ボーイ』からシングルカットされた
「ロックンロール・フーチー・クー」
に尽きるでしょう。
あの大発明⁈のキャッチャーリフ。
そのリフとメロディとのコンビネーション。
非の打ち所がない構造です。
エドガー・ウインターとダン・ハートマン(Dan Hartman)のサビ追っかけコーラスも大事。
(このダン・ハートマンは素晴らしいベーシストでありその後ヒットメイカーとなっていきますね)
おそらくリック・デリンジャーはこの1曲でその後生活できたのでは。
エドガーウインターグループのちょっとグラムな名盤
「Shock Treatment」に関してははまた後日語ります。
ところで、
Hoochie Kooってどういう意味なんだろう⁇
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