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「私は綺麗なの」って言うのは素晴らしいこと

ずっとずっと自分のことを美しいなんて思うことができなかった。

どんなに凝ったメイクをしても、
着飾っても自分が綺麗だなんて思えなかった。

もっと可愛い子が、もっと美しい人がかっこいい人が、この世にはたくさんいる。
何もしなくても綺麗な人がいる。

そんな劣等感に苛まれ続けていた。
なんでわたしは一重なの、
なんでわたしの鼻は上向きなの、
なんでなんでなんでの応酬で
自分を認めることができなかった。

ある時、大学時代に交際していた歳の離れた恋人が、通学時間の長いわたしのためにプレイリストを作ってくれたことがある。

そのうちの一曲が、
Christina Aguileraの「Beautiful」だった。

I am beautiful no matter what they say
Words can’t bring me down
I am beautiful in every single way
Yes, words can’t bring me down, oh no
So don’t you bring me down today

誰がなんと言おうとわたしは素晴らしいの
どんな日だってわたしは素晴らしいわ

“自分らしくある”という生き方、ジャンルにとらわれないアギレラの想いが貫かれている楽曲。

この「Beautiful」は、これから新しい時代に生きていくわたしたにち必要なマインドを伝えてくれている一曲だと思う。

この曲を聴いて以来、わたしは人と比較して
自分の容姿を見ることをやめた。

一重だってアイシャドウとラインの引き方で美しく見える。
鼻だってチャーミングなポイントと思えるようになった。

誰かを愛するには、まずは同じように自分自身を愛すること。

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