子どもの居場所 運営資金獲得のためのセミナー&情報交換会
こんにちは!暮らすroom’sです。
今回は11月25日(土)に行われた子どもの居場所づくりに取り組む富士見町のカフェ&スペースひこうせんにて、それぞれの地域で居場所づくりに取り組む個人、団体の情報交換会を開催した際のレポートをお届けします。
講師は田辺大さん。NPOや小商いの起業支援と事業再生支援に20年間従事し、わかりやすい言葉と行動で価値創造・所得倍増・雇用創出を支援してきました。現在は飯田市職員として女性起業家の支援をされています。
みんなの悩みは、自分のヒントになる
伊那、木曽、富士見町、大町などから、居場所づくりに取り組む団体が参加し、日頃の悩みを共有しました。
そして、講師の田辺さんのセミナーは大変わかりやすく、すぐに始められることもあり、ご参加の皆さんは、帰ってから早速取り組むことがみえたようです。
本当にやるべきことはなにか
子どもの居場所づくりをしている団体といっても、やるべきことは、企業のやるべきことと変わることなく、いかに自分達の活動を外に向かって発信するかがとても大事であることに気づきました。そのためには、自分たちの活動を客観視し言葉にする作業や、設立当初の思いを抱き続け、メンバー間でコミュニケーションをとることの重要性を実感しました。
一方で、社会的に必要なこれらの活動に従事する方たちが資金集めに追われ本来するべき仕事ができないことも、社会的損失であるとも感じます。社会的に必要な活動として認められるよう、横のつながりももっと大切にしていければと思います。
横につながることの大切さ
会場となったカフェ&スペースひこうせんの見学も行いました。
ひこうせんの優れている点は、空き店舗を利用しながら、多様なこどもの居場所(放課後の居場所、こども食堂、不登校の居場所)の活動の実践、カフェ利用との両立、リユースコーナーの設置、富士見町の委託事業わんぱく弁当(見守り弁当の委託等町行政との連携、無償の野菜の食材の流通ネットワークの構築など、効果的に組み合わせて実施されていました。シェアカフェの売り上げの一部を居場所の運営に回すなどの事業モデルも大変参考になりました。
このように、団体同士が横につながることは、それぞれの工夫を取り入れられる機会となり、今後もそのような場を作っていければと思います。
この会をきっかけに、暮らすroom’s 子どもの居場所部が立ち上がり、情報交換をしています。
もし、ご興味のある方、情報共有をしたい方は、暮らすroom’s までご連絡ください。
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