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忘れられる誕生日

双子の誕生日の翌日が私の誕生日。

それで、私の誕生日はよく忘れられる。


というのも、双子の誕生日が終わると、もう誕生日のイベントが終わった〜という感じになり、

次の日、私の誕生日はすっかり忘れられ、スルーされてしまいます。

なので、毎年、自分で誕生日アピールをします。


今年の誕生日の朝、やはり忘れられていたので、長男に

「お母さんに、何かいうことないかな?」と聞いてみたら、

夫がピンときたらしく、

「お母さんの誕生日やった、忘れとった。」

と。

やっぱり、今年も忘れられていた。


いいのです。やっぱりなと思いつつ。

忘れられて悲しいなんて思った年もあったけど、今はそれはないです。

忘れられていたのなら思い出させればいいのです。

ただ、私が祝って欲しいから、思い出させたいだけです。


誕生日の日は、1時間ほど一人時間を楽しみました。

私が今欲しいのは一人時間と、漫画を読む時間。

仕事の時間、子供たちのお世話の時間と、

何かしないといけない時間ばかりなので、

自分の為に、漫画読んだり、ゆっくりお茶を飲んだりとか、

細切れの時間ではなく、時間をとって、ゆっくり、のんびりしたりしたいのです。


のんびりできることが贅沢な時間になったのは、

子供が生まれてから。

独身の頃は一人時間を持て余していました。

その頃は一人時間つまんないなと思うことも多かったけど、今思うと贅沢時間。

時が変わると、変わります。


きっと、子供が大きくなってきたら、

一人時間が沢山できて、またつまんないと思うようになるでしょう。

もっと子供と遊びたいと思うのでしょう。

でも、その時には子供は親とは遊んでくれないでしょう。

きっと友達と遊ぶ方が楽しくなっていることでしょう。


なので、今、子供たちといる時間を大切にしたいと思うのです。

きっと一緒にいてくれるのもあと少しなのですから。


と思った誕生日でした。


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