持ち出し用防災グッズの見直し!

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
                       2019/03/08 第508号
          ☆★☆ TIPS通信 ☆★☆
       ▼消費生活アドバイザーの知恵が満載▼
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【 持ち出し用防災グッズの見直し! 】

こんにちは。身近な老じたくアドバイザーのミワです。

昨年は、本当に台風・大雨・地震と災害の多い1年でした。阪神・淡路大震災を体験した私も改めて防災グッズの見直しを行いました。そこで県の防災センターのホームページを検索しました。

防災センターのホームページには非常時持ち出し品として下記の品が挙げられていました。非常時持ち出し袋・飲料水(500ml)・携帯食(チョコレート・キャンディー)・非常食(乾パン等)・ヘルメットや帽子等(頭を保護できる物)手袋・運動靴・懐中電灯(予備電池も)・万能ナイフ・ロープ・携帯ラジオ(予備電池も)連絡メモ・身分証明書(コピー)・筆記用具・油性マジック・現金(硬貨も)・救急用品セット・毛抜き・常備薬・持病薬・マスク・簡易トイレ・ティッシュペーパー・トイレットペーパー(汎用性がある)ウエットティッシュ・使い捨てカイロ・サバイバルブランケット(軽量簡易防寒具)・タオル・安全ピン・ポリ袋・ビニールシート類・ライター(マッチ)・布ガムテープ。

私が準備していた非常時持ち出し袋にはこれだけの物は入っていません。年齢を重ね体力も低下してきています。これらの物をすべて揃えるとかなりの重量となり、すぐに持ち出せないと考えました。そこで私流の持ち出し品を揃えてみました。

タオル・軍手・携帯食(チョコレート)・非常食(缶の乾パン)・ペットボトル(200ml×2本)・ウエットティッシュ・マスク・簡易スリッパ・ゴミ袋・常備薬(胃薬・鎮静剤・風邪薬・張り薬等)・使い捨てカイロ(貼り付け用も)・小さめのブランケット・懐中電灯(電池も)・携帯型ソーラーパネル付きランタン・身分証明書(コピー)・現金(コインも)・帽子を準備しました。

携帯型ソーラーパネル付きランタン(筆者の考え方)、商品名は「solor puff」です。テレビショッピングで衝動買いしてしまったものです。商品説明は、「太陽のエネルギーをコンパクトな灯りに!太陽光で充電。日が当たる場所に置いておくだけ」とありました。ランタンをベランダの室外機の上に8時間ほど放置しておき充電し、入浴時に電気を消して、ランタンを試用してみましが想像以上に柔らかな光で簡単でした。ソーラーパネルを利用していますので電池も必要なく何度も利用可能です。2個セットのうち1個は寝室に置き、1個は持ち出し袋に入れました。

常備薬は、普段から利用している市販の胃薬・鎮静剤・風邪薬を小さなジップロック袋に小分けして入れています。使い捨てカイロも便利です。災害は、いつも夏に起こるとは限りません。寒さの感じ方は個別ですし、年齢を重ねると寒さに対する抵抗力もなくなります。私も冬は足の裏に張るタイプや体に張るタイプの物を利用しています。元来寒がりの私にとっては必需品になりました。ブランケットは観劇や飛行機の中で利用する小さめのフリースブランケットです。これは座布団にも利用することができます。

防災用品セットはインターネットやホームセンターでもいろいろ販売されていますが、家族構成や個人の年齢・体調で防災用品の準備もいろいろな場合が考えられます。私も今回の見直しで、年齢を重ねると重い物はすぐには持って出られないと痛感し、いくつかの物を取り出したり分量を減らしたりし、持ち出し袋全体を軽くしました。その袋を寝室のクローゼットの下に入れています。非常時の持ち出し品は、被災した1日、命が安全なところに逃げる時にこれだけは持っていたいという最低限です。高齢者の2人暮らしや1人暮らしの人でも自分の身を1日は守れるくらいの防災グッズは用意しておきたいものです。

<参考サイト>
人と防災未来センター: http://www.dri.ne.jp/
solorpuff: https://solarpuff.jp/
=============================================
■ 発行:くらしの情報発信研究会
■ Copyright (C)2020 くらしの情報発信研究会
■ 掲載記事の無断転載を禁じます。
■ 投稿バックナンバー https://note.com/kurashinojoho/
=============================================


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?