実家を売却~不動産会社選び~

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                    2019/12/27 第550号
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【 実家を売却~不動産会社選び~ 】

こんにちは。消費生活のウソ・ホントを考えるアドバイザーのゆうりんです。

実家の売却を振り返る2回目。今回は「不動産会社選び」です。物件を売るに際し不動産会社選びは重要です。私はまず3社に査定をお願いしました。

A社は家をざっと見たあと、その場で大まかな査定額を提示しました。そして契約後の流れをまとめたファイルを差し出し、すぐに具体的な説明を始めたのです。世間話を交えながら自社の売りもしっかりPRして帰って行きました。

B社とC社は家のあらゆるところを計測。特にB社は写真もたくさん撮影するなど時間をかけて査定しました。担当者は建築士で社長でもあります。各部屋を回りながら、随所に独特の工夫が施されていることを説明してくれました。古いだけの家だと思っていた私は、実家の良さを再発見することができました。この時点でB社との契約に気持ちが傾きます。

数日後、B社とC社から査定結果が送られてきました。C社は計測しなかったA社と同じような査定額。B社はそれより数百万円低い額でした。その後のやり取りで、B社の「自社で買い取りたい」という本音も見えてきました。営業に力を入れてくれない可能性もあるため、早々に候補から外すことにしました。

最終的に契約したのはA社です。営業担当者が近所に住んでいて地域を知り尽くしていたこと。何をきいても即座に答えてくれたこと。売りにくい家の売却エピソードも心に残りました。

ちなみにC社は古い町家を専門とし、マスコミにもよく取り上げられる不動産会社。こちらから声をかけてお願いしたので、査定前は第一候補でした。
しっかり計測し、査定額も納得いくものでしたが、担当者に好感が持てませんでした。

気持ちはC社から始まりB社に移り、選んだのはA社。一通り揺れ動きましたが、選択は間違っていませんでした。不動産会社選びで大切にした担当者との相性や信頼感は、実はとても大事な要素だったと振り返って思います。
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