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クラシコムに入社してみて

こんにちは、エンジニアの加瀬です。
2023年の3月に入社してちょうど一年が経ちました。あっという間の一年だったというのが正直なところですが、このタイミングで、これまで感じたことを少し遅めの入社エントリーとして書いてみようと思います。
クラシコムに入社して特に印象的だったことを5つ、紹介します。


成長できる環境である

これまで勤めてきた会社ではフロントエンド、バックエンド+インフラといった形で分業して開発を行ってきておりました。クラシコムではそういった分担はせずにエンジニア全員がバックエンドもフロントエンドもインフラも必要に応じて扱います。

また、ソースコードのレビューも前職ではテックリードのような立場のエンジニアが行う形でしたが、クラシコムでは固定のレビュー担当のような専任を置くのではなく、基本的にチーム内の全員が全員のプルリクエストをレビューをするという体制になっています。

いずれの領域でも非常に技術的な安定感があるエンジニアが揃っていて、多くの目でチェックされた上でマージされる為、とても安心感があります。自分のプルリクエストに対してもらう指摘の内容や、僕も他のメンバーのプルリクエストをレビューする中で「こういった書き方ができるのか!」と気づきがあり、とても日々多くの学びを得ることができています。
前職ではあまりフロントエンドを触る機会がなかったりもしたので、フロントエンドを学び直す機会を得ることもでき、守備範囲を広げることができていることもありがたいです。

またインフラ面で、社内のエンジニアの技術レベルが高いことに加えて、SRE領域で面白法人カヤックの藤原俊一郎さんにアドバイザーとして参画いただいていて、メトリクスの解釈であったり、様々な課題の解決手段などアドバイスや議論のひとつひとつがとても勉強になっています。
これらのことで、短い間にとても成長している実感があります。


継続的デリバリーが実現している

ひとつひとつのリリースのスコープをできるだけ細かくする意識がチームで徹底されている事や、開発チームにリリースの可否判断の権限が与えられている事などにより、高頻度、高品質、低リスクなソフトウェアリリースが、とても高いレベルで実現できていると感じています。

デプロイの頻度、変更のリードタイムや変更行数などの指標について計測を行い、週次で確認しながらさらに改善できる点はないかなどを話し合いブラッシュアップしていっていますが、こういった取り組みを積み重ねてきていることがとても効いていると感じます。

dev-ops関連の書籍やドキュメントなどでよく言われていることですが、継続的デリバリーの実現によって本番環境へのリリースなどの際の恐怖感や心理的な疲労が軽減されていることを感じます。


誇りを持ってやりがいを感じられる職場である

クラシコムは「フィットする暮らし、つくろう。」というミッションを掲げて、Well-beingに過ごせる「心地よい社会」実現の一助になりたいと考えています。


わたし自身もこのミッションに惹かれれて応募したところが非常に大きいのですが、入社して社内の色々なスタッフとコミュニケーションをする中で、皆さん自分の日々の仕事が「心地よい社会」の実現につながっているという意識で、誇りを持って業務に取り組んでいるように感じます。
誇りを持って仕事をするということは、逆にいうと、不誠実であったり手を抜いたりするということは自分自身を裏切ることにもなるので、ひとりひとり隅々まで、本当に丁寧に誠実な仕事をしていることが感じられる職場です。

書籍「エクストリーム・プログラミング」の中で、ケント・ベックは「XPの鍵はIntegrityである」という言葉を載せていますが、誇りを持って真摯に仕事に取り組むという姿勢はIntegrityという言葉が表しているものにつながっているように感じます。


リモートでも良好な人間関係が保たれている

わたしの場合、たまたま入社後ほどないタイミングでチームビルディング合宿の機会を持てたというラッキーもあり、メンバーのパーソナリティをより知ることができ、またメンバーから自分に対してどのようなことを期待されているかを聞くことができたのはありがたかったです。

今のところ、業務は基本的にリモートで、隔週で出社の機会があって顔をあわせるといった勤務形態なのですが、日々のリモート業務の中でも雑談のための時間が設けられていたりと、話をする機会は色々合ったりもして人間関係は良好だと思います。


家庭との両立がしやすい

クラシコムでは残業をしない働き方が推奨されていて、部署によって前後はあるかもしれませんがエンジニアチームのメンバーは基本的に18:00に終業します。
これまで幾つかの会社で20年ほど社会人として暮らしてきましたが、これまでは基本的に就業時間後に1〜2時間は作業をして帰るのが普通でしたが、クラシコムでは特に用事や事情がなければ18:00でみんな上がっていく勤務スタイルが定着しています。

特に夏場などまだ明るいうちに仕事を終えるのは、始めのうち落ち着かないところもありましたが、近頃はすっかり慣れてきて、リモート勤務であることも相まって、夕食を家族で摂ることも可能ですし、特に小さい子供がいるのでとてもありがたみを感じています。


最後に

ここまで、つらつらと書いてきまして、「良さそうなことばかり書かれているけど、実際は色々あるんでしょ?」と思われるかもしれませんが、誇張して書いたりしているところは特になく、思ったこと感じたことを書いたつもりです。

今回書き出してみて、改めてメンタル的にもフィジカル的にもとても健康的に仕事をできる環境だなぁと思いました。
そんな環境で働くことに興味を持っていただけた方、気になるなと思った方はカジュアル面談を行っていますのでSNSやWantedlyなどでお気軽にお声がけください。