「ひるぜんのうつくしい時間 草原ピクニック」へ
おはようございます。
先週、Instagramのストーリーでも発信したのでご覧になった方もいらっしゃるかもしれませんが、岡山県真庭市蒜山で行われた「ひるぜんのうつくしい時間」へ参加してきました。
この「ひるぜんのうつくしい時間」というのは、蒜山高原センターさんを拠点に、いわば蒜山を楽しみ尽くす体験プログラムです。
いつもお世話になっている「ユキミドリ」さんが主催されており、ロゴデザインをくらしアトリエが担当させていただきました。
いろいろなプログラムが月ごとに用意されているのですが、今月は「草原ピクニック」という、草原で思い思いに過ごすというのんびりプログラム。
軽いトレッキングもあり、蒜山の自然を知ることもでき、ということで、リュックを背負って参加してきました。
どのくらい歩くのかな…と不安を抱えつつ参加しましたが、程よい距離で、しかも「草原博士」によるレクチャーがあったため、疲れることなくいろんな知識が得られて、とても楽しかったです。
最初に、春に山焼きが行われた草原を歩きながら、博士に山焼きの意義、「山火事」との違いなどを教えていただきました。
表面をスピーディーに焼くことで、土の中の種はそのまま生きて、数か月経てば緑いっぱいの風景が広がるとのこと。山焼きには地域の方々がたくさん参加され、続けておられるそうで、自然が人の知恵と手によって保たれているのを実感しました。
また、「草原」とひと言で言ってもいろんな草花、また木々が育っていることも教えていただきました。わらびやギボウシが自生した草原は、風をうけてそよそよと気持ちよさそうに揺れていて、これは山陰とはまったく違う景色だなあ…と感じながら歩きました。
その後少し移動して、地元の方でもあまり知らない、という場所へ。うぐいすやカッコウが鳴いていて、目の前には蒜山の山並み、遠くには裏大山が見えて、本当に眺めの良い場所でした。
ここで、レジャーシートや椅子に座りながら、各自が思い思いの時間を過ごします。お話されている方もいれば、写真をたくさん撮っている方も。
私は本を持ってきていたので、集中して読み進めることができました。
お昼には「月の石」さんのお弁当。
今回の一番の楽しみがこのランチボックスでした!
地元の野菜をたっぷり使ったお料理で、野生のセリや山椒の香りが豊かなおにぎり、舞茸のから揚げなど、食べ応えもあってかわいくて、大満足でした。
食後には、塩釜の泉で汲んできていただいた水でコーヒーを淹れていただきました。差し入れした「はたひよどりブレンド」、皆さんに飲んでいただいてよかった。
私たちは佐賀のおいしいコーヒーを、当然「しまねマグ」でいただきました!
草原とも相性が良い「しまねマグ」!
おやつにはなんとチェリータルト…!
こちらも「月の石」さんの手作りで、カスタードとマスカルポーネチーズが入ったクリームは濃厚で、チェリーの甘酸っぱさとよく合っておいしかったです。
自生していた木苺やノリウツギの葉を活かしたディスプレイ。
ビジュアルも大変良い…。
しばらく草原を堪能したのち、最後に森を下るトレッキングがあり、ここでも草原博士に森の仕組みや木々の特徴などをいろいろと教えていただきました。
蒜山にはクロモジの樹が多く自生していて、ユキミドリさんもこのクロモジから抽出したクロモジウォーターを化粧品に使っていらっしゃいますが、つまようじの材料だったり、お茶にしたりと、自然の恵みを上手に活かして生活していたんだなあ、というのが分かりますね。
途中、光合成をしない「ギンリョウソウ」という花を初めて見ました!なんだかムーミンの世界に迷い込んだようでしたよ。
まだまだ知らないことがたくさんあるんだなあ…と、実際にこうして花を見ると思います。
お天気も良く、とても良いコンディションで、おいしくてのんびりできて、良い1日を過ごさせていただきました。
「ひるぜんのうつくしい時間」、他にもトレッキングやワークショップなどを組み合わせたプログラムが企画されるようですので、「蒜山高原センター」さんのHPや、ユキミドリさんのSNSなどをチェックしてみてくださいね。
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