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山陰行脚。

2015.02.05

こんばんは。
先週は大阪におりましたが、今週は山陰 島根県に来ております。
2015年も慌ただしくなりそうな予感・・・
6日から松江にあるObjectsさんでの展示会『岡山県民芸振興株式会社 松江支店』の
アテンドで松江入りは決まっていたのですが、せっかく山陰に行くなら
前々倒しで温泉津から東へ上がっていこうと思い、まず今日は森山窯へ。


雪の心配も吹き飛ぶぐらいの快晴!
今も4月と10月の陶器まつりの時に使われている、共同の登り窯。
ほんと大きいです。

窯を横目にふぅふぅ言いながら、窯の横にある遊歩道を上がっていくと...

左手に森山窯があります。


ノッティングが敷かれた椅子のある売店。 直接、窯に伺えば一般の方でも購入できます。

素晴らしい注連縄がかかった仕事場。
4月の陶器まつりに向けての作り込みがはじまったところでした。
昨年からお弟子さんが入られており、今日も黙々と作業されていました。

森山さんは、河井寛次郎氏の最後の内弟子を務め、のちに倉敷に移り、武内晴二郎氏のもとで
職人時代を過ごされました。
弊社開催の岡山天満屋での現代民芸展もよくご存知で、陳列のお手伝いにも
来てくださっていたそうです。
昔の話、今の話、これからの話、話しても尽きないぐらいに楽しく時間を共有させて
いただきました。
そして、今年は7月の岡山天満屋での「現代民芸展」と10月の名古屋タカシマヤでの
「暮らしの器展」に沢山!?出品していただけることが決まりました!!!
生産数が多くはない為、常設ではなかなか品物が揃いませんので、この機会をお見逃し
なく!

碗皿、ポット、急須、鉢、フリーカップ、マグなど、分けていただけるものを少し仕入れてきましたので、出張から戻り次第、岡山本店と大阪で販売いたします。お楽しみに!


若い力が一つ加わった森山窯。
森山さんの仕事が繋がることを願います。