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人気者の紙上君

かつて、倉リハのPTスタッフであった、紙上真徳 君が、岡山市中区の「森の邸宅 彩音(あのん)」で結婚式・披露宴を挙げました。そのとき、会場を装っていたアレンジ・フラワーが、リハビリテーションセンターのカウンターに飾られていました。

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森の邸宅 彩音のアレンジ・フラワー

それは、清らかでありながら、外に向かっておもちゃ箱が弾けるような膨張感があり、ハイセンスな祝宴の華やかさや、楽しい気分を伝えてくれるものでした。今、思い出してみると、色味は違いますが、永遠の天才画家・カラヴァジョ(1571-1610)の静物画に通じる世界観を感じたのでした。

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カラヴァッジョ・作「花瓶の花、果物および野菜(トリミングあり)」ローマ・ボルゲーゼ美術館:小佐野重利・編集責任:Caravaggio 2010-2020 カラヴァッジョ展・カタログ. 北海道新聞社 2019. P70・71

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その後、紙上君は大学院博士課程へ進学のために、惜しまれつつ倉リハを退職しました。あのときの花々は、人気者である紙上君の人柄を、見事に表現していたのでした。追懐。

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