パソコン教室の当時を振り返ってみた
アイキャッチ写真、なんじゃこりゃ??ですね(笑)
三つ折りパンフレットの制作に追われていて、noteの更新が滞ってしまいました。
文章書くの結構時間かかるんです。
もっと器用にこなしたいと思うOffice-KURANOSUKEのくらのすけです。
先日お問合せをいただいたお客様にこんな事を言われました。
「パソコン教室を探しているのですが、あんまりないんです。」
なるほど、確かに。
わたしが住んでいるのは鳥取県鳥取市なのですが、確かに開業した当時よりパソコン教室の数、減ってます。
それってなぜ?
ということで、勝手に考察してみます。
開業したのは、2005年でした。
その当時は大手のパソコン教室から個人のパソコン教室から結構沢山ありました。
電話帳(懐かしい!)に掲載依頼をした時もライバル多いな~、という印象がありました。
それがなぜ、お客様に言われるくらい激減したのでしょうか。
一番は、大手のパソコン教室が軒並み撤退したこと。
どの業種でも言えることですが、コスト面を大きく圧迫するのが人件費。
インストラクターって常駐させるの結構非効率だと思うんですよね。
マンツーマンだと特に。
予約がない時間にもインストラクターが常駐しているというのは、会社的にはなるべく避けたいというのが現状でしょう。
なので、大手のパソコン教室でも正社員は少なく、パートが多かったように思います。
パートだとインストラクターの確保もなかなか難しかったようで、しょっちゅう募集がありました。
時給はいいけど、勤務時間が短い!ってことですもんね。
それでも、2005年当時はITバブルのちょっと後くらい。
パソコン初心者が多くいたので、その辺りは何とかなったんじゃないでしょうか。
今でもパソコン初心者が減った・・・という印象はあんまりないのですが、大手からするとパソコン教室を維持するほどはいないのかもしれません。
しかし、初心者の定義が変わってきているとは思います。
今でも残っているパソコン教室は、形態が変化してきています。
ビデオ学習スタイル、グループレッスン、カリキュラム固定、職業訓練に特化・・・。
なるほど、マンツーマンを求めているお客様とはニーズが微妙にずれているから、パソコン教室がない!に繋がるのだな、と思いました。
さらに大手は母体が別の業種というのも多かったので、採算の取れないパソコン部門を撤退したというもの理由の一つだと思います。
では、個人のパソコン教室はどうか?
これが実は大手以上に減りました(^^;
個人のパソコン教室はパソコンサポートのみって所が増えました。
当時いくら初心者が多いとはいっても、大手のパソコン教室が多い中で、体力的に個人のパソコン教室が生き残るのはかなり大変でした。
某つぶれないお店・・・ではないですが、パソコン教室の他にパソコンサポートもしてますって謳っている教室も沢山ありました。
なので、個人のパソコン教室の方がなくなるの早かったです。
なくなった・・・というより、こちらも業務形態が変わったんじゃないかな。
先述したように、パソコンサポート専門に転向する人が増えたように思います。
パソコンサポートは今でも需要ありますもんね。
これがローカルルールなのか、全国的な傾向なのかは分かりませんが、まぁ理由としてはこんなところじゃないでしょうか。
じゃあなぜ今も教室を維持し続けることができているのか?
これはまた別記事でお話します。
今日はこのへんで。