見出し画像

話は徐々に具体的に。建築家 石井大吾さん、引き受けてくれた!次に、耐震チェック&補強をするか否か父に相談する。

2階建て倉庫は鉄骨造。
建てたのは40年ほど前。
しかも、父の記憶が確かならば、上物の建築費、当時トータルで450万円だったそうな。

父はデカい借金を背負っていてお金がなかった。
当時、父に目をかけてくれていた同業者の方が知り合いの方に、「こいつお金ないから安くしてあげて」と鶴の一声。
500kgまでだったかな、貨物用のエレベータもある。
木材とかは別の建物で余ったものとか使ったのだろうか。
素人の私には材料費だけでも450万円以上かかっていそうに思うのだけれど。
職人さんはボランティアだったのだろうか。
「それ以上は1円も払えないって言ったからかな?」って父は言うが、私が施行する側だったら丁重にお断りする。

目をかけてくれていた方が、相当な有力者だったのだろうか。
建ててくれた方、他で儲けたのだろうか。

石井さんから「建築年数から旧耐震基準の建物の可能性があるし、耐震診断は実施した方がよいと思います。鉄骨にサビが出ているのでこの補修は少なくとも行いましょう」と助言してもらい。
父は「鉄骨だから崩れることはない、倉庫は頑丈だ」と言う。
耐震のチェックや補強は、金額も高いらしい。

お金かけてリノベしても倉庫そのものが潰れたら元も子もないが。
父がそこに前向きじゃなかったので、見送ることに。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?