大好きを失った。
2024.7.1
梅雨に入ってからというものの、
なかなか太陽光を浴びる機会がなく、
どこか俺自身の気持ちも下がっていたのかもしれない。
そんな俺にトドメを刺すかのようなニュース。
サガン鳥栖に来てから大好きになった
河田篤秀が群馬へ移籍することになった。
前にもサガン鳥栖の記事を書いた時に
河田篤秀のことを少しだけ触れたかもしれない。
きっかけは去年のホームFC東京戦。
毎年ホームもアウェイも勝ち星を飾り、
相性の良かったFC東京戦。
気付けば0-0のまま、後半アディショナルタイムへ。
「相性論は結局そこまで、今回はダメか。」
と俺自身も応援をしながら諦めかけたその瞬間だった。
何が起こったのか理解もできず、
でも気付いたら周りの人たちと喜びまくっていた。
そこから気付けば「サガン鳥栖の河田篤秀」
が大好きになり美術センスなんて全くないのに、
ネットで一生懸命ゲーフラの作り方
を調べたり、グッズで河田篤秀のものが
発売されたら買うようにしていたし、
ましてや知人を一緒に連れて行ったときには
ブロマイドを引き当ててくれたり、
と河田篤秀が日常に住み着いたのだ。
ここだけの話にしておくが、
実は昨日の1-4で惨敗した柏戦の後、
もちろん現地に見に行っていた俺は
試合が終わった後に河田篤秀を見かけたので
他の人たちと会話をしている中、
ズケズケと本人の前まで歩いてこう伝えた。
「サガン鳥栖を何とかしてください!」
俺よりも何十も年上の重鎮たちのような
人たちと会話をしている中に、
背番号9 河田篤秀のユニフォームを着た
ただのサポーターが我慢できなくなって
声を掛けてしまった。
「ありがとうございます!」
そう言って握手をしてくれた手は
とても力強くて、まだ鳥栖の為に全力を
尽くしてくれる、そう信じていた。
そんな悔しい思いをしつつも、
まだ先は明るいと思っていた矢先の移籍発表。
せめて同姓同名の別の選手であってくれ、と
願ってはみたものの、そんな都合の良いことがあるわけもなく。
サガン鳥栖の河田篤秀は
一旦ここで終わってしまったのだ。
今、感情はとても複雑で
推しを元気に送り出すのであれば笑顔だし、
寂しいという気持ちが強いのならば今すぐにでも泣く。
サガン鳥栖での在籍は
たった1年だったかもしれない。
けど、十何年もサガン鳥栖を
応援してきた身からしても
「河田篤秀」はとても魅力的な選手だ。
スポーツにはいわゆる
「個サポ」という存在がある。
大好きな選手のためなら
全国どこまでも駆けつける、
言い方は悪いかもしれないが、
「オタクの鑑」のような存在だ。
もしかしたら俺も「河田篤秀」の
「個サポ」として、
そして現状が厳しいザスパ群馬のために、
全力でピッチを駆け抜ける姿を
早くこの目で見たい。
新たな河田篤秀の一歩が、
いいものになりますように。
そして、サガン鳥栖に来てくれてありがとう。
これからも全力で応援します。