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#僕ヤバ:雪だ!❄️❄️考察

桜井のりお先生の投稿はこちら!!


おそらくは一枚絵のお話。
ほぼ本編形式ですね。

目線は横に。
下向きがちな市川だから、同じ目線に雪が降りてくるまでは気がつかなかったか。
当然のように視線の方向に山田が存在しているため、山田を見ていたのかもしれない。

わぁーーーッ!
山田ってこういう所が本当に無邪気だな。
感情の輝きのようなものが感じられる声。
手を開く様も、雪を手に取りたい気持ちで溢れている。

子どもらしさというよりは、山田の純真さを表したように感じる。

ね 知ってる?

雪の結晶の話。
市川は知ってるだろうから、あくまで話の切り出しという形だ。
山田自身が見たいということだろう。

勝負しよ!

ゲーム形式で市川を誘う山田。
やれやれ感満載で付き合う市川。

ある種のテンプレートと化している二人のやり取りだけれど、こういう事がいつもの事であると感じられる程に距離が近くなったと思ってしまう。

なんていうか、二人にとって自然な行為だ。
二人のルールというか、作法というか。
上手く言えないが、二人だけのお決まりの儀式みたいな。

あっ

市川の言葉。
今回は矩形が少ないこともあって、無心に山田との時間を楽しんでいるように感じる。
実際は沢山のテキストが走っていそうではあるのだが、描かれていない以上、やはりありのまま市川は言葉と思いが一致しているものと見る。

(吐息)

息の白さが山田の頬の赤さをひきたてる。
寒さ以上の熱さを感じさせるもので、感情を冷やす緊張とは無縁であるようにも見えてくる。

一言で言えば、距離が近い。

へっへへ〜ん
だなんて笑う山田はまさしくイタズラって形で、市川が怒るものではないという気心が知れた関係が溢れる。

今のうちに…

きょろきょろ探す姿のかわいさ。

(吐息)

市川の反撃。
語彙力を失うなこのシーンは。
距離感ちっか。

ずるい!!!

後述。

まとめ

完全に友達
明言はされていないし、本人たちが思っているかはかなり微妙だが、Karte39を見る限り妥当と思われる。

山田のお誘いに市川が受けるこのやり取りと、お互いに嫌われるとかそんなネガティブな感情を取り払った行動。
まさしく気のおけない友達といった形で繰り広げられる冬の一幕。

だけどこの二人はお互いに秘めた想いを持った異性でもあり、それが吐息なシーンの山田の感覚で呼び覚まされてしまう。
異性を感じない程に仲が良く、でもお互いの心のうちにあるものが、確かに意中の相手への恋であるとふとした瞬間に顔を出す無視できない感情。

とてつもなく眩しく、寒さにはあまりにあたたかく、熱い。
市川の心の叫びは、それら全てを包括している気がします。

今回の報告は、以上です。

好きなことを好きな時に書く!それがストレスを溜めないライフスタイルなんだよ