僕ヤバ:いつもの所の話
桜井のりお先生のつぶやきはこちら!
いつのまにか積み重なる日々
いつもの所
始まりは放課後の教室から。
LINEが来てるのでKarte44以降ですね。
本編での骨折のことを考えると、この話は結構後です。
本編、まだ骨折してますからね。
さて本題。
LINEの取り交わしもすっかり慣れたもの。
一応、形式的には人の目に触れず約束を取り付けられるようになりましたね、この二人。
少しの距離くらいなら何のそのになりました。
コミュニケーション強度が強くなりました。
『いつもの所』
山田の言葉、かなりざっくり。
自分が思い描いてるものが相手の思い描くものと全然違うのは、僕ヤバというか桜井のりお先生作品でのお決まりの潮流。
今回はそこにフォーカスがあたってます。
思い悩む京ちゃんがクッソ可愛いですね。
ちょっと考えてもわからない。
長考してもわからない。うんうんうう~~んうんううん。
さむむな山田
正解の場所は階段。
Karte44で登場した場所ですね。
答え合わせ
たたずむ山田を見つける市川。
あー、ここだったかーみたいな感じ。
山田は山田で帰ったりせず、ちゃんと待っていたようです。
まあ言えば済んだはずなんだけど、そうしないのもらしいと言えばらしい。
ちょっと遅かったね
ちょっとムッとしたのか。まあ可愛いむくれっ面くらいなもので、そんなに怒っては無いでしょう。
帰っちゃったかと思った。
というところに、ちょっと市川を信用しきれてない気持ちが見えるかなとか思いつつ。
とはいえ山田は結局待っていたので、そうは言っても来ると信じていたのが本心かなとかなんとか。
当てたかったんだが
市川から出てくるのは多すぎる候補たち。
備品倉庫、図書室、駐輪場、ファミマ、駅前。
仲直りした場所、いつもの時間を過ごした場所、ちょっと違った待ち伏せをされた場所、帰り道ですれ違う場所、送ったり追いかけたりした場所。
え?駐輪場をご存じない?
なんと朗報!単行本2巻に収録されています!
だし!
市川からすると、こういう意識の違いとかが現れたのかなとか。
もちろん、校舎内→校舎外→通学路……とも見て取れるので、純粋に外したのは最後の駅前だけな気がしますが。
市川からするとたくさんあって、外れてしまった結果に。
……
ちょっと残念そうな市川と、赤面する山田。
市川は当てられなくてしょんぼりで、山田はそういう市川との『いつもの場所』を改めて再認識させられたこと、その多さに気恥ずかしくなったのかなとかそんな。
ドン
懐かしいですね、体当たり。
なんでいつもおっぱいで体当たりするんですか?
どうして?
チンピラみたいな絡み方じゃない今回。
当たらなかった京ちゃんに当たる二つの饅頭。なんなんだ。ご褒美か?
照れ隠しで体当たりしてる場合じゃない。
そんなにあるんだ
そんなにあるって知らなかったと、珍しくストレートに伝えるオチ。
夕日がきれい。
……。
なんで体寄せ合ってるんですか?
その首の傾げ方は、カカカ……カップr………。
まとめ
え?ヤッた?
・・・
ツイヤバはエモさたっぷり最後まででまいっちゃうな。ハハハ。
そんな穏やかな冬の放課後回でしたね。
山田が思う以上に市川は日々をしっかり捉えていて、そういうのを伝えられて恥ずかしくなっちゃうの、再認識の芸術と言うか。
積み重ねてきたこれまでが全て含まれてお話になる……という所に関係性の厚みと言うか、太さのようなものを感じられるようになりました。
Karte43までなんて、図書室来なくなったら関係が終わりだったんですよ。
信じられます?(まあお家もわかったので強引にアポれるぐらいのゴリラさは山田にはあったけど)
ここにいる今の二人だからの話で、夕焼けの似合う穏やかでなんとも暖かい、そんなツイヤバでありました。
これからもいつもの所で特別なことが増えていくことでしょう。
今回の報告は、以上です。
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